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2012年 02月 13日
氷の国に憧れた
氷の国に憧れた_c0160283_204840.gif前に書店で見かけて、いいな〜って思ってた『wonder Iceland』。その名の通りのアイスランドの写真集に、ブックマーケットで再会したのでこれはこれはとお買い上げ。そして瞬間鑑賞。あー、もう、身も凍るほどに素敵じゃ〜ん。
wonder Iceland

フォトグラファーのkeiko kuritaさんが、アイスランドに魅せられてから5年間くらいで8回訪れて撮影したものだそうだ。普通に表表紙から見てるのは雪景色、つまり冬。サブタイトルは「inocent water」で、後ろから見て行くと緑も見える夏景色。サブタイトルは「tender green」、という両A面的な仕掛けがニクイぜ(奥付は、なのでセンターに)。でもでも両A面と呼ぶに相応しい、夏も冬も素敵すぎ! 片や一面の銀世界。いや、銀というよりはホワイトだな。どこまでも白で塗りつぶされた世界。サッカーゴールも、バスケットゴールも、白の世界の中にそっと取り残されている。キャンバスが白いから、なにが来ても映える。赤いアウターも、黄色いクルマも。

冬と夏をつなぐのはプール。零下の世界になる真冬でも人々は温泉でできたプールに入るんだって。冬の露天風呂みたいな感じなのかな。それが広大なスケールで作られていて、それがまた幻想的で。あーオレもあそこにインしてみたい、って誰もが絶対思うよこれは。そしてそれとは別に、夏は夏で素敵なんだよね。火山が多いらしくて、ゴツゴツした岩肌をトレッキングしていたり、都市といっても大都会から見たら本当に小さな町っぽいし、色があってファンタジー感もたっぷりだしな。緑も茶色も青空もいい雰囲気なんだー。

アイスランドについて知ってることといえばビョークの出身てことくらいだよ。あとは首都がレイキャビクってくらいだな。地理もいまいち正確に記憶してなかったから改めて調べちゃったり。日本から行くにはロンドン経由かコペンハーゲン経由の飛行機が第一選択肢か〜。平均気温は4℃くらいで、夏は白夜、冬は極夜。オーロラだって見られるときもあるってさ。はー、ため息しか出て来なくなる。

さすがに一生行かないかもしれないけど、行きたいとこリストには確実にインだな。というかもう、行きたいところしかないよね人生は。金も時間も全然足りないってば。なにはともあれ、心地よい世界に連れ出してくれる写真集でした。ファンタジックな出会いをありがとう。

by april_hoop | 2012-02-13 00:00 | 出版


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