2012年 01月 20日
うーん、やっぱりこのマンガの人気の理由がわからないー。小畑友紀『僕等がいた』。7巻、矢野と七美の特別な日、矢野は待ち合わせに現れず、母が倒れた山本のそばにいた。どれだけ信じようとしても矢野のことを理解できず、また信じられなくなる七美。そんなとき、矢野の母は離婚を決意し東京に引っ越すことになる。 8巻、矢野は母をひとりにできず一緒に東京へ行こうと考えるが、七美と離れたくはない。七美はそんな矢野の気持ちを知り、迷い抜いた末に矢野を送り出すことに。1年後、東京の大学に合格し、再会することを約束して。 9巻、あれから5年。東京へと向かう矢野を見送ったあの日以来、七美は矢野と会うことはなかった。離れて半年で連絡は途絶え、消息はわからないまま。それでも彼を待ち続ける矢野。いよいよ就職活動となったとき、同じ東京へと進学していた竹内がついに矢野に告白をする。「一緒に暮らそう」 『僕等がいた』公式応援サイト ver.Winter とりあえず8巻までが映画の前編てことねー。唐突な終り方だけど、矢野のお母さんの死亡フラグが立っちゃいましたね。てか、7巻で永遠を強調するくだりが出てきたのは矢野の死亡フラグかと思ったけど、さすがにそれはないか。ないよね? やり過ぎだよね?同じことを繰り返し続けた高校時代がようやく終って、果たして大人の階段上ってどんな展開を見せてくれるのか。 と思いきや、5年の月日が流れて、またも過去振り返り系を餌にして話を展開していくのか…。なんでこうも同じパターンにはめ込むんだー。矢野が消えたのは母の死がきっかけっぽいし、どうも山本もからんでいるようだし、いったいどこまで身内で話を進めるんだろう。そういうところ含めていろんな雰囲気が『NANA』っぽいなーとか思えてきたわ。モノローグが急に増えたしね。この遠恋きっかけで両思いがすれ違ってうんぬんという流れがどうもありがちすぎて。そういえば映画の『ハナミズキ』も北海道から受験で離ればなれになってたっけ。とかなんとか、ひとつひとつの設定にいちいち既視感があるのがノレないところなんだろうなぁ。 これ、本当に人気あんのか? おっさんにはさっぱりわからなくなってしまったわ。これそのままやったら映画もかなりヤバイことになるんじゃないだろうか…。でも考えてみると恋愛マンガでいいものあったかって聞かれるとあんま思いつかないかもしれないや。なんかキュンキュンしちゃう青春系恋愛マンガないかなー。
by april_hoop
| 2012-01-20 00:00
| 出版
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ツナガール。1min.で読めるがルール。管理人エイプリル(1977年生まれ)の日々雑感エトセトラがどこかで誰かと何かをコネクトしてユナイトすることを願いつつ、であーる。 by april_hoop information
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