2011年 09月 15日
装丁とタイトル勝ち。『世界の夢の本屋さん』読了。ロンドン、パリ、ミラノ、アムステルダム、ブリュッセル、ニューヨークの素敵な本屋さんを一冊にパッケージ。アーティスティックな本屋、老舗の古書店などユニークで個性豊かな本屋さんは、本好きにはたまらない! 世界の夢の本屋さん |雑誌・書籍|X-Knowledge(エクスナレッジ) 発売当初ネット上で見かけてジャケ買い。書店に行ってみたら大判で3990円もして焦ったけど、エイヤで買っちまったわ。だって世界中の美しい本屋たちなんて気になるじゃないかー! 全部30軒ちょっとくらいの書店が載ってたから、1日1軒ずつくらいのペースで毎日開いたよん。各書店6ページずつで、大体グラビア2ページ、お店紹介2ページ、店員インタビュー2ページでほぼ固定。 日本だけじゃなくて世界中で書店は厳しい時代を迎えていることを、店員さんたちのコメントから知った。その中で、それぞれに個性を探し、本のセレクトに徹底的にこだわり、カフェやギャラリーを併設したり、本を介したイベントを積極的に開催したりして、なんとか生き残ろうとしている。もちろんこだわりの棚や美しいディスプレイ、インテリア作りにも余念がない。それでも「好きじゃなきゃできない」商売だそうだ。 本好きとしてはこういう書店はもちろん大歓迎で、なんとしても生き残ってほしいし、できれば世界中この都市に遊びに行く時には訪ねて行きたいって強く思う。なんとアムステルダムのThe American Book Centerには偶然こないだ立ち寄っていたしネ!!!(楽しかったんだよな〜) となるとパリ、ロンドン、ブリュッセルは行ったことあるのに書店に寄ってなかったことを少し悔やんでみたりして。てのはさておき、日本にも最近また小さいけど個性的本屋さんが増えていて、Amazon全盛なこの時代でもそういう流れがあることに嬉しさを覚える今日この頃。 ページネーションが全部一緒だし、大体どの書店員も似たようなコメントしか出て来ないので最後のほうはちょっと退屈したりもしたけど、時々開きたくなる一冊。ヨーロッパとニューヨークでフォトグラファーが違うようだけど、ニューヨークのカメラマンのほうが断然エモーショナルで好みだったわ。新しい旅の目的もできました。
by april_hoop
| 2011-09-15 00:00
| 出版
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ツナガール。1min.で読めるがルール。管理人エイプリル(1977年生まれ)の日々雑感エトセトラがどこかで誰かと何かをコネクトしてユナイトすることを願いつつ、であーる。 by april_hoop information
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