2011年 06月 09日
このたび盛岡を旅するにあたって参考にしたのが、ご当地のミニコミ誌「てくり」。なんでも、地元で編集ライター業に携わる方達が、自分たちの町を自分たちの好きなように紹介したいという想いから発足した手弁当的な冊子。これがきちんとひとつひとつ掘り下げられていてとてもよかったのですよ。最新号「お酒とわたし」とか、光原社にとことん迫った号、さらには喫茶店の別冊、モノ作りの別冊とあって、盛岡行く前にはぜひ手に取って欲しい感じで。 で、さらにこのミニコミ誌から発生したショップ「ひめくり」ができていたので、そこに行って来たよ。盛岡市街を流れる中津川沿いの気持ちのよいロケーションにありました。ここは、紙媒体にとどまらないなにかを、と「てくり」編集チームが思ったところからできたんですって。で、てくりで紹介したようなものたちをはじめ、その他紙にまつわるものや、いろいろな雑貨を紹介しています。ときにはワークショップ、ときには企画展も行われていて、盛岡の雑貨好きさんたちに愛されているようでした。 shop+space ひめくり 行くまで全然知らなかったけど、岩手のものづくり、いいものがたくさんあるんだなー! いわゆる伝統工芸とか民藝とかクラフトに類するものなんだろうけど、たとえば木工にしても、かわいいカトラリーとかたくさんあったし。漆器もすごくモダンで美しいし(値が張っちゃうのがネックだけどね〜)。南部鉄器の存在は知ってたけど、ご当地だとリーズナブルでいいね。鉄、クールで好きだなしかし。ほかにもいろんなものが並んでいていやはや楽しいわ。ほかに、わんこそばとか、銀河鉄道とか、岩手ゆかりモチーフをデザイン化した紙が素敵すぎて買ってしまったり(紙ものって一目惚れしやすいけど使い道ないんだな)。 ひめくりさんに限らず、市内にはいろいろとおもしろい雑貨屋さんが出てきているようです。Holzは2号店も出すほどに盛況だったりするし、盛岡の店舗インテリアを手がけたりもしているみたい。あとちょっと外れにある(隣駅の青山駅)道具屋さんてところも敷地広くてよかったなー。どちらも東京で売っているものが半分以上ではもちろんあるけど、その一方で岩手の作家がオリジナルで作ったものや、お店とコラボレートしてデザインされたアイテムとか並んでて、心くすぐるもの多数。りんご型の木工はむちゃくちゃ欲しかったけど…予算の都合で断念。 つーことで、ものを通して盛岡を楽しむってのも悪くないっす。「てくり」は年2回ペースの発行ってことで、次号出たらまた読みたいな。
by april_hoop
| 2011-06-09 00:00
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ツナガール。1min.で読めるがルール。管理人エイプリル(1977年生まれ)の日々雑感エトセトラがどこかで誰かと何かをコネクトしてユナイトすることを願いつつ、であーる。 by april_hoop information
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