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2011年 04月 04日
結局のところ僕は長距離に向いているんだろうか?
結局のところ僕は長距離に向いているんだろうか?_c0160283_23142782.jpg1号目はスルーしたけど、春樹が出てるなら話は別よ。『Number DO』の「100人が語るRUN!」特集読んじゃいました。今後は季刊だかで定期刊行するみたいね。しかし、文春らしいというか、語るね〜、ホント。ノリとか、ブームとかじゃなくて、感性の姿を借りたロジックだよ、ここまでくると。
ランニング特集 第2弾 100人が語るRUN!  - [Sports Graphic Number雑誌紹介] - PLUS雑誌 - Number Web - ナンバー

なんといっても村上春樹がランを語るとなったらランナー×ハルキストの僕は飛びつかざるを得ない。そりゃあもう脇目もふらず一心不乱に。でまあ最初に思ったことは、うん、年を取ったなぁ、ということ。そりゃあそうだ。彼ももう60歳を超えているのだから。僕ももう33歳だ。バイブルからもまた随分時が経っていて、考え方もシフトしてきているみたい。タイムは問わないけれど、毎年レースには参加し続け、フルマラソンを完走し続けると。今はiPodのシャッフル機能に夢中だということ(180度の方向転換!)。シューズはミズノじゃなくてナイキとアディダスになってたのにもびっくりだな。なんにしても、書く方でも走る方でも刺激的すぎます。

人には長距離に向いている人と、向いていない人とがいるみたいだけど、結局のところ僕はどっちなんだろう。学生時代、長距離走は決して得意ではなかった(短距離とか球技に比べて)。でも今はどうだろう。フルマラソンは5回完走して、サブフォーも達成できた。ハーフマラソンならその倍くらい走った。レース前には練習で30km走ったこともある。こうなると、速いか遅いかはおいといて、もう長距離が苦手とは言えないような気がする。体力的なことを置いておくのなら、4〜5時間走り続けることが精神的には苦痛ではないかもしれない(それに費やす時間がある、という前提で)。単調な作業を続けることに対する耐性はあるんだろう。でも同じ姿勢でじっとしているのは苦手。映画2時間じっとしているのも無理だったりする(何度も足を組み替えたりする)。

ランナーならわかると思うけど、走っているときって本当になにも考えていない。アイデアがひらめくなんて話も聞くけど、全然ひらめかないよ!と思う。考えがまとまった試しがないんだよね。なにかとりとめなく思考は巡っているんだけど、景色が流れ続けているから眼に入った情報に流されちゃうんだよね。あれ、こんなとこに店あったっけ?とか。あの人、すごい格好してるなとか。普段は音楽も聴いてはいるけど、実際聴いてなくて、気がついたら大好きな曲終わっちゃってたよ、ってこともしばしば。

でも本当にその時間が今の自分には必要なんだと思う。週に1時間かそこら、体を動かして、頭はなにも考えていなくて。なんかそれが生活のリズムとして定着してきたわ。特にレースが控えているわけではないけど、週に1度は走ってるし、できればもう少し走りたいと思っているし。

さて、この先の予定は、6月に富里のスイカロードレース出場予定(無事に開催されますように)。あとは9月の大阪に申し込んでるから当選を祈るのみ。11月の神戸、2月の東京、3月の京都も申し込むつもり(当たったとしても1つがいいとこだろうから)。なんなら8月の北海道(明日からエントリー開始だ!)、12月の那覇も出ちゃいたいけどね。笑 そして、来年の5月には万里の長城マラソンにみんなで行きたいなー。ランドリーム膨らみっぱなし。

すっかり雑誌の話から離れましたが、東京マラソンを走ったカメラマンが、カメラもって4時間ちょいという走力と、原稿の上手さにびっくり。上には上が唸るほどいるというのも、マラソンへの探究心をかりたてますな。目指すは3時間30分切りやでー。30代のうちは記録向上をめざしていきたいな、と最近は思います。

by april_hoop | 2011-04-04 00:00 | 出版


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