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2010年 04月 28日
バトンは手から手へ
バトンは手から手へ_c0160283_6381095.jpg丸の内ブリックスクエアに「PASS THE BATON」というお店があるんだけど、それの2号店が表参道ヒルズに本日オープン。昨日のオープニングパーティに行ってきたけど、激しい混雑でった。しかもファッションアディクトな感じの人ばかり。さすが場所柄というか、ここんちのPRの人脈がそっち系なんですよね。でもとてもよかったです。
PASS THE BATON

まず丸の内より面積がだいぶ広くって、コーナーもいろいろ増やしてるみたい。今ネット上でやられてる個人売買も、もリアルな売り場として設けるみたいだし、ギャラリーコーナーがあったり、インテリアは丸の内に続いてwonderwall片山さん。アンティークもある。セカンドハンドもある。ゴージャスさと親しみやすさが共存するそんなPTBらしい空間です。丸の内と共通で置いているものもありつつ、目玉は「NIGOLDEN STORE」ですかね。NIGOの個人使いものがリリースされるようですが、靴ありTシャツありトイあり。中には個人宅で使ってたというALESSIの食器にエイプロゴがプリントされたものまで!(これ欲しす) 2週間おきに新しいものを出すそうだけど、どのくらい続くのかしらね。いくらセレブリティとはいえ、半永久的にものが出てくるわけでもなかろうに。

ファッションアイテムとかが多く、感度高過ぎる気もするけれど、PTBのコンセプトは非常に意義深い。文化の違い=個人の趣向の違いは、誰かの不要=誰かの必要になりうるという考え方。誰かにとってもういらねーなーや使えないなーが、別の誰かにとってはこれほしーなーやこれあったらいいなーになるという。まったく理にかなってるよね。今までは棄てるしかなかったその価値観の摩擦に価値を見出すというのは、エコ的な観点抜きにしてもステキな試み。丸の内がウケての2号店てのはいいことですわな。しかもただのリサイクルショップにならないよう、出品者の経歴を明らかにすることで、個人の歴史、背景をものに反映させようというのも今っぽくてよいかと。

Remake、Recycleに続いて表参道ではRelightというキーワードを新たに持ち込むようで、これは、ひとつのモノにも既存のものとは違う光の当て方をすることで新たな価値が生まれるというもの。お皿としては機能しないものも、別の使い方をすれば活躍できる、とかね。全般的にちょっと高いかなーという感じはするけど、来るたびに違うものが見られそうで、その楽しみが丸の内だけじゃなくなったってのは嬉しいかも。お近くにお越しのさいはぜひお立ち寄りを。

by april_hoop | 2010-04-28 00:00 | 閑話


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