2010年 02月 17日
うららかに晴れた午後、初めて降り立ったのは柴又の地。演歌で有名な「矢切の渡し」って本当にあるっていうから行ってみたよ。 矢切の渡し|葛飾区観光サイト“かつしかまるごとガイド” そもそも柴又自体初めて行くわ。京成線を乗り継いでみたところ、柴又、金町行きの電車は車両もレトロ〜。誰もこんなとこ行かんだろうとタカをくくってたら、いる! いっぱいいる! おっちゃんおばちゃんが多いけれど、ちらほら若いカップルなんかもいたりして、けっこういる〜。駅を降りたらありますよ寅さん像。みんな記念写真撮ってる〜のに便乗してワタシもパチリと。 柴又帝釈天への参道脇は出店と土産物屋でぼちぼちなにぎわい。さほど長い参道でもないけど楽しい気分に。ウナギとかも名物なんですかね。界隈にはレトロっぽいお店もあるようで、なるほど「散歩の達人」の世界だわ。そりゃおっちゃんたち来るわな。帝釈天を過ぎてもう少し、駅から10分ほどで江戸川の河川敷にぶちあたる。いやー川の景色がいいわー。うららかな日差しのもと、少年たちがスポーツに励み、土手上はランナーやサイクリストが行き交って、ピースフルそのもの。 で、ありましたよ「矢切の渡し」。江戸時代に設けられたという渡し船、かつては15カ所もあったらしいけれど、今ではこの1カ所のみみたい。案内看板も多数でていて迷うことはないでしょう。すっかり観光名所ね。運賃は片道100円。本当におじちゃんが一人で漕ぐ、いかにもな渡し船だけれど「満員時はモーター使います」という但し書きが。笑 「空いてるときは自転車OK(折りたたみは常時可)」とかクスリとできる注意書きもいろいろと。荒天時は運休、3月半ばまでは土日のみの運行だそうです。 乗船時間はせいぜい10分弱。本当に川を向こう岸に渡るだけ。でもなんか柴又駅からの道のりとあわせて楽しむとなんだかいい気分ですよ。対岸は松戸側になるわけですが、駅から遠いらしいので、渡ったそばから折り返してきちゃいました。もう100円払って。なんのアトラクションもないけれど、なんとなく下町的情緒に浸れる矢切の渡し。大人的子供心を持って臨めばそれなりに楽しいと思いますが、決してこれだけを目的にしないほうがよいかと思われます。
by april_hoop
| 2010-02-17 00:00
| 閑話
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