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2012年 05月 17日
装うを問う
ぐいぐいアートづいていきたいという決意を胸に、原美術館へ行ってきたよ。これも初めて訪れました。噂に違わず素敵なハコやなぁ。1938年に建てられた昭和建築で、79年に現代美術中心に展示しているそう。中庭のカフェ・ダールとかすんごい良さそうだったけど本日は時間が足りず断念。次行く時はのんびりしてやるんだからな。
Hara Museum Web

今日のお目当ては杉本博司の『ハダカから被服へ』。杉本さんって名前はよく聞いているけど、どういう人なのか知らずに、展示の内容についてもまったく調べないまま行きました。基本、写真ベースなんですね。その中で、人類と、「装い」というモノに対しての考察が、時系列に沿って語られてます。まずはネアンデルタール人やクロマニョンから。って、あれ、なんだこれ? 写真だよね? 原人の写真ってどういうこと? これモデルとかコスプレさせて撮ったっていうのか!? なんて面倒くさいことをする人なんだ! そしてこのリアリティ。凄いなー。

後からwikiで知ったところ、これはジオラマ製作によって撮影されたものらしい。そうだったのか。それにしてもものすごいリアリティだな。中世の肖像画みたいな写真もあったけど、それは蝋人形を当時の肖像画風に撮ったらしい。そのコンセプチュアルアート的な画作り、凄過ぎますね。さらには20世紀のモードファッションにまで及んで、被服と装いについて考えるという構成。なにが凄いって、これらの作品は決して洋服について語るために撮られていたわけじゃないのに、後づけでこういう視点を与えて文脈を作れちゃうっていうこと。発想の転換、視点の変更、素材をもちあわせていても簡単にできる技じゃないなこりゃ。目利きであり、アーティスト。

いやしかし、こうして着ることからファッションまで見てみると、いろんなことがわかりますね。権力が衣服にあらわれ、女性の社会進出もまた服飾で表現され、今となっては個性を流行で示すことが時代遅れにも感じられるという。自然科学、文化人類学、哲学、いろんな見方をはらむ文化に対して、柔軟かつどこかシニカルなメッセージがあって興味深いですよ。こういうアートもあるんだなぁ。奥が深い。興味深い。

常設の奈良美智の『My Drawing Room』とか、宮島達夫の『時の連鎖』(あ、これ直島にも同系作品あったね)とかもあわせて堪能。ミュージアムショップでグッズもお買い上げ(よそのショップよりセンスがいい気がする)。楽しくて刺激的な午後をありがとう。そしてボクは服が欲しくなったよ、ロンドンに行く為のナ!


# by april_hoop | 2012-05-17 00:00 | 文化 | Trackback | Comments(0)
2012年 05月 16日
深川アート散歩でも
じわり、じわり、と気になっているエリア、清澄白河です。特別縁があるわけではないんだけど、通勤経路とほど近かったり、仕事で立ち寄ることがあったりする中で、なんかこの頃気になるスポットが増えているような…? って感じ。あと、現代美術館も近く、清澄白河の駅から、深川の資料館通りとかいう道を美術館方面へ行くとけっこうにぎわってて楽しいのです。

深川江戸資料館には入ったことがないけど、深川めしを始めとする昔ながらっぽいお店が並んでいたり、かと思えば、アート集団chim↑pomの根城っぽいギャラリーがあったり、シャレた古書店が2軒立て続けにオープンしたり、山食堂というナイスな食堂ができていたり、あれ、深川日和なんてカフェもあれば、深川いっぷくというギャラリーカフェもあるじゃん。そうです、下町×エッジィなナイスなエリアなんですよ、この辺りって。サクラカフェや、ババグーリなんてのもありますしねぇ。
↑この辺適当に検索しておくんなまし

それに加えて、今日初めて足を運んだのが、丸八倉庫ビル。この倉庫ビル、本当に倉庫ビルなんだけど、5〜7Fにアートギャラリーが8つだか入っている! あの小山登美夫さんのギャラリーだって入っていて、感度高い人の間ではけっこう注目のビルなんです。入口がまるきり倉庫なので、知らない人が偶然入ることはないでしょう。中に入ってからもTHE業務用エレベーターですから。そのエレベーター、一度の乗車で押せる停止フロアはひとつだけですから(説明書きがなかったら一生辿り着けなそうだ)。

まず5FのshugoArtsでは、金氏徹平の『Something on the Planet』が。現代テクノロジーへのアンチテーゼかと思しき、ガラクタっぽいものがイラストと一緒になって再構築されている。一昔前の、「夢の機械」なんて言ったらこんな感じだったかもしれない。なにやらスマート過ぎる当時の未来=今、を可視化しているようにも感じた。7Fの小山登美夫ギャラリーでは風能奈々の『水の漏れないうつわ』が。これ凄かった〜! ハンダみたいに描かれたペイントたちが、とにかく精緻で、大作で、そこに描かれる神話のような世界が独特の雰囲気を醸していて。この質感というか圧倒的存在感は実物見ないとわからないだろうなあ! その下、6Fでは蜷川実花の展示があったけど、これはあんまりピンとこず。お隣AI KOWADA GALLERYの万代洋輔『病める万代、無類無敵の情熱』は美しいグラフィックのようなもの。キレイだったけど何を表現しているのかは掴めず…。

うーん、アートはやはり難しい。難しいけれど、見つめていると何かが見えたり見えなかったり。それはただの思い込みでしかない。けれど、日常世界ではなかなか出会えない刺激だから好きだ。白と黒にわけられないもの。ゼロとイチで割り切れないもの。答えがなくてもいい世界。自分の中からは出て来ない創造。

勝手ながら、夏はアートの季節! だって美術館は涼しいし、パブリックアートは逆に寒かったら見てらんないぜ。ってことで、今年もいろいろ観に行って脳味噌シェイクしてやるぜ。とにかく、清澄白河はオススメのおさんぽエリアってことだぜ!


# by april_hoop | 2012-05-16 00:00 | 文化 | Trackback | Comments(0)
2012年 05月 15日
我、西洋美術の入口に立つ。
正直に申しまして、率直に言って、誤解を恐れずに言えば、西洋画が苦手〜。だってー、宗教画とか全然わかんないし、王侯貴族の肖像画もてんで興味ないしー。やたらにデカい絵があったりして、なんとなく凄そうなのはわかるんだけど、知識もさっぱりないし違いもいまいちピンとこないしね。ヨーロッパに旅行して美術館に入ると間違いなく大量に出会うのけど、なんかキレイとか、すげーリアルだなとか、そんな目も当てられない感想しか出てこない。やっとこさわかってきたのは、印象派って、目に見えた印象を絵画表現している人たちなのね!程度の知識。そんなわけでいかんともしがたい難敵だったところに、ブルータスのこの特集、『西洋美術総まとめ。』ですよ。
マガジンワールド | ブルータス - BRUTUS | 730

最初タイトル見た時は、難敵の特集ゆえに、ハイハイ普通にスルーね!のつもりだったんだけど、あーでもこれはいい機会かもしれないな、と。西洋美術だって楽しめるようになったらきっとまた世界は違って見えるはず。エセ教養のひとつでも身に付いたらラッキーてなもんだと、捕らぬ狸皮にほくそ笑んで手を伸ばした次第。さあ、試してガッテン! これがわっちみたいな初級レベルにちょうどいい案配でござった。古代の彫刻に始まり、ローマ時代や中性、ルネサンス、印章派にキュビスムなどなど、時系列にそって名画を参考書がわりにしてまとめてくれてるので、だいぶんわかりやすいです。知っている画がちらほら出てくるってのも助かるし、画家の名前はビッグネームばかりなので、美術音痴にも安心〜。

もちろんこれ一冊読んだくらいじゃ西洋美術の「せ」の字も語れないけれど、画の見方というか、たしなむヒントみたいなものはいくらかもらえたような気がするよ。光の描き方だったり、空間と対象の構成とか(いや全然実際のところはわかってないんだけど)、なるほどそういうところをプロは見るのね、と。ルーベンスは破格に上手だと思っていたけど、プロから見てもそうなんだね、とか(ごめん、知ったかぶりです)。山口さんて人の、体温ある解説もよかったもんねー。

ここから先は、どれだけ多く画を見て、その違いとか流れとかを知って、作品の背景を理解するかっていう知識欲&暗記力との勝負にもなるだろうなと。せめて世界的に名の知れた人の作品作風くらいは知ってたほうがいいよなーと痛感して、どこかいい展覧会はないものか?とアンテナたてる今日この頃でやんすよ。なにはともあれ苦手意識を遠ざけるのに役立つgoodな特集でした。現代美術ばかり見てわーきゃー言ってないでこういうのも守備範囲に入れてくぜ。てか、もっかいルーブル美術館行きたくなってきたよ、ボクは。

ちなみにセンターに入ってたガンダム特集は完全無視。ガンダムは、西洋画以上にわかりません。カードダス知識のみ(まだ実家にあるけど値打ち出ないかなー)。


# by april_hoop | 2012-05-15 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(0)
2012年 05月 14日
NBA PLAYOFFS 2012その2(結果あり)
ぐいぐいとスケジュールが消化されてCSF進出の8チームが出揃いましたー。
NBA.com

1回戦、注目したのはLAC対MEM。ゲーム7までもつれた末に勝ち上がったのはLAC。ゲーム7はMEMが勝つんじゃないかと思ったのだけど。グッドチームなMEMに対して、絶対的エースのCP3を中心に戦うLAC。寄せ集め感のあるLACが、その寄せ集めの活躍で勝ち上がってしまったわ。7試合中6試合観て、決して質の高いゲームとは言えなかったと思うけど、楽しめたかな。

MEMは先発+メイヨまでが去年と同じで、サポートキャストは層が増しているように思った中での終戦となると(D.アーサーいなかったけど怪我?)、変革が必要になってきますね。このチーム、誰がリーダーなんだろうか。一応エースはゲイということになるんだろうけど、チームを鼓舞して引っ張るようなタイプには見えず。かといってその替わりは見当たらず、そのあたりにも敗因の1つがあるような気が。ここぞでボールを預けるのはゲイなんだろうけど、それ以上の精神的支柱がほしいよなー。これだけのクオリティの選手を揃えていまいち勝ち切れないのはそこじゃないだろうか。ガソル、コンリー、トニー・アレンあたりは役割はきっちりこなしていると思うので。あとは、ランドルフがどうも大事なところで頼りにならないというのも大きいような気がするよ。ホームのゲーム1で酷い逆転負け喰らい(結局はあれがシリーズの行方を決めちゃったのね)、ホームのゲーム7でここまであっけなく負けてしまうとは、ファンも頭が痛いに違いない。

対してLAC。ここにビラップスがいたらさらに面倒なチームになったと思うけど、今はとりあえずCP頼み+寄せ集め集団のなりゆきプレイ。でもゲーム7は鍵を握るベンチ陣が大活躍! MO(インスタントスコアできるシュート力は停滞時の救い)、K-MART(欠点も多いけどときどきものすごく良い仕事する)、ニック・ヤング(ゾーンに入ると強いのね)が期待以上に活躍したのに加えて、2年目のブレッドソー君がいいアクセント。彼、外のシュートは全然だけどハートと体は強そうだから、育て方によってはロンドみたいに化けるかも? あとエバンスの存在価値も大きいねぇ。4Qは出ずっぱりなゲームも多かったし。ゲーム6は4QにCPの戻し時が遅れて逆転負けして、今日もワンテンポ戻すの遅かった気がしてもしやまたやらかすのかと思ったけど、今日は大丈夫でした。グリフィンはひとりではインサイド攻め切れず、CP3からの展開と外のシュートが中心となるオフェンス、SAS
相手にどこまでやれるか楽しみだな。スイープされるか、一矢報いれるか、ってところだと思うけど。

その他は、LALがあそこまで苦戦するとはね。OKC相手にどうなるか、楽しみですわ。MIAは順当に勝ち抜けそうで、となると気になるのがBOSとPHI。1戦目から1点差ゲームってことで、このラウンドはこのマッチアップに注目しよう。今ごひいきのターナー君がいるしね。あと一ヶ月、満喫させてもらいたいと思います。

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# by april_hoop | 2012-05-14 00:00 | 体育 | Trackback | Comments(0)
2012年 05月 13日
本と紙と、物語と_26
自由が丘に、ミシマ社という出版社があります。その社長の三島邦弘さんが、ミシマ社をどんな思いで立ち上げて、どんな経緯で設立から5年あまりがたったかを綴ったのが『計画と無計画のあいだ』。ノンフィクション的にも楽しめるし、本作りに携わる人間として感じるところの多い本でした。
河出書房新社|計画と無計画のあいだ
株式会社ミシマ社 原点回帰の出版社、おもしろ、楽しく!

広く言われている通り、出版業界の不況は長く続いております。特殊な業界ゆえの閉塞感があり、構造的問題を解決できていない部分が多い業種です。三島さんは、出版社で働くことで、そういうジレンマを体感しておられたようです。そして、ある日突然旅に出て、そして帰国後再就職したのちに思い立ちます。「出版社を作ろう」と。彼が考えたのは、「原点回帰の出版社」。その思想は実にシンプルです。"面白い本を作って、それを読者に届けよう"と。そんな簡単なことが、やりにくくなっているんですね、出版社というのは。特に大きくなればなるほどに。彼の作ったミシマ社は、時代の先を言ったように思います。資本主義から離れた、経済とは違った観点が重要視されるその姿勢は、モノヅクリの原点そのもの。アウトプットこそ「本」という形状ですけど、そこにある精神性はアーティストや作家、職人のそれと同種なように思いました。僕は、ブックマーケットでお姿を拝見したことがあるだけですけど、なるほどアツイ人なんだな、と思ったことを覚えています。

この本はもちろん小さな出版社に関しての本で、どんな風に本作りをしているかが語られているけれど、あらゆる職業人が立ち返るべき原点があるように思いました。どんな仕事にも、大なり小なり問題はあると思います。その問題に対して、自分はどう処するべきなのか。もしも今、そういう悩みを抱えている人がいるならば、この本はもしかしたら問題解決の糸口になるかもしれません。三島さんの考えは、すこぶる正論です。自分が楽しまなくちゃいけない。自分が楽しめればそれはお客さんにもきっと届くはず。自分とお客さんの間に介在するものはなるべく少なくして、直接自分の言葉が届くようにする。

あまりにも当たり前の正論すぎて、抵抗感を持つ人も多いかもしれません。だけど、そんな当たり前が当たり前にまかり通らないというのは、やっぱり少しおかしいと思うのです。それに自分を長く押さえつけていると、だんだんクサクサしてきちゃいますしね。やっぱり、本質というのはとてもシンプルで、自分が自分らしくあれることが、なによりも優先されるべきだと思うんです。いろんな面倒くさいこととか、ややこしいしがらみが多いからこそ、迷ったときには原点回帰です。自分の心が本当に何を望んでいるのかに耳を澄ますことが大事なんだと思います。

三島さんの思いに触れて、自分も改めて本作りに向き合う姿勢というものを考えさせられました。利益を出すこと、コストをおさえること、素敵なものを作ること、どれも大切だけれど、本当にいちばん大事なことは、「読んでくれる人にとってよいものであれること」でした(この拙blogもですね)。口にするのは簡単で、実行するのは難しいですけれど、でもこのことは忘れずにいたいな、と思いました。繰り返しになりますが、出版人の本ですがそれ以外の働く人に広く受け入れられる内容だと思いますので、よかったら手にとってみてください。


# by april_hoop | 2012-05-13 00:00 | 閑話 | Trackback | Comments(0)
2012年 05月 12日
感想_ナミヤ雑貨店の奇蹟
マルチユースの匂いプンプン。東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』読了。3人は、ある廃屋へとやってきた。彼らは、今夜けちな泥棒をし、逃亡を計っていたところ。クルマのトラブルにより身を潜めるためにきたのだった。そこに、おかしな手紙が届く。それは、悩みを相談するものだった。試しに返事を書いてみると、さらにそれに対する返信の手紙がきた。そして、それは1979年から送られてきていた。いったいこの店はなんなのか!?
東野圭吾『ナミヤ雑貨店』特設サイト

東野先生の最新作は、ヒューマンファンタジーでした。久しぶりのタイムスリップもので、人物じゃなくて過去と未来が手紙と一軒のお店でつながる物語。連作短編の形で、主人公を変えながらだんだんとそのからくりが分って行くという仕組み。このあたりの整合性はさすがです。ツッコミどころはあるのかもしれないけど、とりあえず僕には思いつきません。そういう検証をする以上に先を読み進めたくなる展開力が、東野さんの筆力ですよね。大オチは、東野さんらしくないほどにロマンチックだけどw

決して壮大なドラマがあるわけでも、涙を誘うような感動があるわけでもないのだけど、市井の人々の小さなコミュニケーションが、なんだか胸に優しく届きます。手紙で悩み相談、なんて今じゃ考えられないオールドスクールな方法です。でも、顔を合わせずとも、素性を知らずとも、そこには確かにつながりがあり、結果、それが人々を救ったりもします。その一方で、必ずしも全員が全員ハッピーにならないところがリアリティ。でも無駄に落としたりはしないので読後感は本当に清々しい。こういう今っぽい温度感は『新参者』に近いものがあるかもしれないね。舞台は、東京から2時間くらいの海のある町ってことで、勝手に木更津あたりかなと思ってたけど、途中で静岡のほうに向かう描写があったから、三崎とか横須賀のあたりかもしれませんね。

それにしても、限りなく映像が目に浮かぶ小説です。おそらくすでにドラマ化か映画化が想定された原作なんじゃないでしょうか。角川から出てるから、自社グループで映画化を目論んでるんじゃないかと邪推せずにはいられませんわ。だって対して中身のない「特設サイト」なんてものまで作ってるのも、後の展開への布石だと睨みますよ。

ということで、あっという間に読めて気持ちのよいオチが待っている良作。ちょっと万人ウケ過ぎて性善説過ぎるようなきらいもあるので、博識な大人には物足りなさもありそうだけど、まあそれはそれとして楽しんでください。

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# by april_hoop | 2012-05-12 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(0)
2012年 05月 11日
感想_マザーズ
軽々しくは語れない。金原ひとみ『マザーズ』読了。ユカ、週末婚実践中の小説家。娘の凛はもうすぐ2歳。涼子、夫は育児に協力的とは言えない主婦。息子の一弥は9ヶ月を過ぎたところ。五月、すっかり会話のなくなった夫と暮らすモデル。娘の弥生は3歳半。3人は奇しくも、同じ保育園に子供を預けることで接近する。それぞれに育児に悩み、我が子を愛し、それゆえに傷つき、傷つける日々。
金原ひとみ『マザーズ』|新潮社

手をつけたもののけっこうなボリュームに腰が引け、なかなか向き合えなかったけど韓国行きの間についに読了。重厚で濃密だったな。金原ひとみ作品でいちばん好きかもしれない。お題は母親。年齢の違う、幼い子供を抱えた、母となった女たちの生き様を強烈なほどにリアルに描き出す。といっても、このリアルがどれほどにリアルなのか、親になったこともなければ女でもないオレにはわからないのだけど、ものすごくリアルだと感じたよ。

なぜならば、ネガティブな感情もあますことなく(と思えるほどに)叩き付けているから。カワイイだけではない我が子への、疎ましさや煩わしささえも隠すことなく描き、それはネグレクトや虐待、いい加減な態度にさえ及ぶのだけれど、その裏返しで絶対的な愛情も見せる3人の女。子を持てば誰もが自動的に「母親」という役を得ることになるけれど、そこにすぐ染まれるわけじゃない。初めての子育ては、想像を絶する苦しさと孤独なんだなぁ、ということを脅迫的に思わされてしまった。命の誕生を、奇跡というのは簡単だけれど、そんなに安易なものじゃないんだよね。ひとりの人間を預かるってことはさ。しかも24時間、365日。複雑な今の社会は10年前より、20年前より、育児を難しくもしているんじゃないか、とも思った。

ヤク中だったり、虐待があったり、事故があったり、相当にドラマチックな要素も多いから、子を持つ母親は必ずしも肩入れはできないかもしれない。でも誰もが1度や2度ではなく、こういう負の感情を抱いたことってあるんじゃないだろうか。私は絶対にない、とは言えないのではないのだろうか。もちろん、実際に人には言えないような行為に及んでいるユカや涼子や五月は褒められたものではないけれど、一方的に責めることもできないなぁと、思ったわ。まあそんな風に軽々しく思う自分も、全然わかってないんだろうけど。

金原ひとみの、ダウナーなレトリックや、けっこう神経の奥にまで触れる傾向は相変わらずだから、それでこのボリュームはちとしんどかったわ。読みやすいし、先が気になる構成でもあるのだけど、題材も軽くないし、とにかく重厚感は半端じゃないです。なにげに題材といい、表現方法といい、映画の『KOTOKO』と近しい世界観持ってるかも。

本人の出産経験がこれを書かせたんだと思うけど、新境地といえる1作。チカラのある本でした。

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# by april_hoop | 2012-05-11 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(2)
2012年 05月 10日
ドラマ_リーガル・ハイ(2、3話)
2話目がいきなりつまらなくなってて、先週褒めちぎった自分が恥ずかしくなったけど、3話目は元に戻って面白かったです。
リーガル・ハイ - フジテレビ

2話。著作権侵害にまつわる訴訟を持ち込んだ黛。勝てば金になる案件に喜んだ古美門だが、やってきたのはパンク少女の荒川ボニータ。目下ダブルミリオンに迫る柊しずかの『あれは恋でした』は、ボニータたちのバンドのオリジナル曲のパクリだというのだ。訴訟相手であるのは稀代のヒットメーカー、葛西。しかし彼の顧問弁護士は三木。そして彼自らが法廷に立つ。

どういうわけかテンポががた落ちして、訴訟内容にもドラマにも面白みがなく、笑いのエッセンスも最悪な感じで、これが初回だったら2回目見なかったのではないかと思うレベル。途中でボニータが福田沙紀であることに気づいたけど、ジャンゴジャンゴが窪田正孝くんだったことは終わるまで気づかなかったよ。特にこれ以上語ることないつまらなさに愕然としたっす。

3話。結婚式当日、花嫁をさらった男・榎戸がストーカー規制法違反で訴えられる。彼の弁護人となった黛だったが、何も語らない榎戸と信頼関係を築けない。そして相手方の検事は、黛がかつて師事した先生であり、ほのかな憧れを抱いた人物だった。

面白さ復活! テンポを取り戻して、黛案件と、古美門案件を並行することで、役割分担できてよかったですね。黛はドラマ自体のテーマ性、そして古美門はギャグ部門(しかし相手の矢野君が堺雅人の力量についていけなさすぎて哀しい)。話は面白かったけど、黛よ、裁判に私情を持ち込み過ぎだろうがー! なんで被告の行動と、自分の淡い恋心を重ねてるんだよ! 状況全然違うだろうがー。でも簡単な決着をせずに、真実を曖昧にしたままの判決に、法廷の難しさというか、真実を明らかにすることの難しさが出ましたね。そもそも真実を明らかにすることで、誰が幸せになるのか、というさらに難しい側面も匂いました。

三木からは贖罪なんて言葉も飛び出して、古美門との因縁に含みももたされたところで、次回以降どんな動きがあるか。楽しみに4話を待ちたいと思います!

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# by april_hoop | 2012-05-10 00:00 | 映像 | Trackback | Comments(0)
2012年 05月 09日
ドラマ_鍵のかかった部屋(2、3話)
なんかトーンダウンしている気がするー。月9ドラマ『鍵のかかった部屋』鑑賞。
鍵のかかった部屋 - フジテレビ

2話。ある少年が密室となった部屋で練炭自殺をした。しかしその少年の叔父は、甥が自殺するなんておかしいと主張。榎本らが事件を調べることに。少年は妹とともに継父の高澤と暮らしていた。誰も入ることが出来ない密室で、はたして彼は自殺したのか、それとも。

2話目にしてすでにトーンダウンというか、ごく単純に密室トリックを解くだけの話になっている。。榎本のキャラが掘り下げられることもなければ、芹沢と青砥のやりとりもオマケ程度に抑えられてしまって、ゲストの周辺を説明して、こういう密室がありました、と説明して、ごにょごにょして「密室は破れました」って言ってちゃんちゃん、解決と。推理ミステリのお約束パターン通りでそれ以上の発見てのはないわー。最近目立つ高島兄のクレイジー役へのハマりっぷり、中村獅童にはそろそろイメージのいい役をあててほしい(禊はもう十分だろう)、福田麻由子ちゃんもすっかりこういうはぐれ狼役ばっかだね、ってこと以外特になにも思いませんでした。

3話。将棋棋士が殺された。現場となったホテルの部屋は、内側からチェーンがかけられ誰も侵入できない。恋人だった来栖がやってきた室内には、将棋盤が残されていた。果たして誰が、なぜ、この棋士を殺したのか。

うーん、前話同様のパターンでおもしろくなーい。今回は動機が密室を生む要因になっていたわけですが、動機を掘り下げるにはあまりにも時間が短いぜ。そもそもこんなイージーな方法で棋士がカンニングとかできるのかしらね。っていうお手軽さばかりが目についてしまいまして。このドラマ、榎本や青砥の話にはいつ触れて行くんでしょうか。動きの速い昨今にして、珍しく腰の重い展開をするドラマですね。それにしても相武紗季ちゃんは、ゲスト登場するようになってしまいましたか。山下リオちゃんを見れたのは嬉しかったけれど。

この感じがあと2回くらい続くようなら観るの止めちゃうかもー。

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# by april_hoop | 2012-05-09 00:00 | 映像 | Trackback | Comments(0)
2012年 05月 08日
GWの鎌倉ハンパじゃないっす!
GW後半は鎌倉へ出張ってきたよー。5月の4、5日で行われた「おなり青空マーケット」に2日連続で足を運びました。このイベントは今年で3回目。鎌倉駅西口から続く御成通りに並ぶショップが中心になって、コインパーキングを2日間借り切ってのマーケット。地元ショップから、アーティストや作家が出店したり、ライブやパフォーマンスが行われたり、にぎやかでした!
aozoramarket | onari aozoramarket

初日の夕方こそ雨に降られたものの、あとは概ねよく晴れて、日焼けするほど。かなり賑わってたと言えるんじゃないでしょうか。雰囲気は、いたってゆるい! 出店者たちもさすがは鎌倉、のんびりしたもんだし、訪れる人たちも小さな子供を連れた人がとにかく多い! 湘南エリアらしい独特の空気感でしたわ。お店の人もビール飲みながら、気張らず気取らず。来てる人の格好も力が抜けてていい感じなのよね。

てかさー、GW真っ只中に鎌倉来たのって初めてなんだけど、もんのすごい人の量なのね。周辺のお店もあんま空いてない朝9時台にして鎌倉駅は混雑が始まって、駅から出るのに一苦労。日中になればなるほど混雑はふくらんで、午後なんて江ノ電の乗車待ちが大行列して、駅の外のはるか遠くで「最後尾」のプラカード出現! 最長で1時間待ちなんてのもあったそうだ。1時間あれば稲村ケ崎まで歩けるぞ…。GWは混むとは聞いてたけどこれほどまでとは恐れ入った。確かに、新潟から来た女子4人とか、関西からきたカップルとかいたもんなー。世界遺産になっちゃったりした日には年中このくらい混むってことだろうか!? あと、4日の10時過ぎに藤沢から東京方面への東海道線が超満員だった。GWって電車わりと空いているもんだと思ったけど、局地的にはとんでもない混み方するんだな。うむ。

マーケットに出てた大町JUNXさんのハンバーガーをいただき、そして「おじゃるず」というパフォーマーのゆるすぎるショーに笑ったなー。絶対テレビじゃウケなそうな、最高にくだらない芸だったけど、ライブで見ると爆笑。またどこかで会いたいぜ。そんなこんなの、気持ちのいい2日間でした。でもGWの鎌倉に来るのはもうやめよう…。


# by april_hoop | 2012-05-08 00:00 | 閑話 | Trackback | Comments(0)
2012年 05月 07日
感想_僕等がいた(16)
ま、ハッピーエンドっつーことで。『僕等がいた』16巻読了。高橋は矢野を、矢野は高橋を、改めて想っていた。ふたりの空白は、お互いの中で埋まりつつあった。すれ違いの季節は終わりを告げ、ばらばらになっていた道がひとつになろうとしていた時、高橋は過労で階段から転落し入院する。それを知った矢野は、神戸から急いで駆けつけようとするが台風で足止めを食ってしまう。はたして、ふたりの未来は。
『僕等がいた』公式応援サイト

15巻がどうなってたかもう忘れちゃってて、でももう後日譚的な感じでしたね。最後の最後、燃え上がった炎がいつの間にか消えて行ったようなくらいの余韻。映画の後篇には描かれていない部分もけっこうあったな。階段から落ちるくだりは映画にはなかったし、竹内と矢野のラインも映画はあまり触れていなかったっけ。ただ結末自体は映画もコミックも同じといっていいんでしょう。

ハッピーエンドはハッピーエンドなのですが、結局恋愛におけるなにを描きたかったのかはわからなかったな。矢野にばかりいろいろなエピソードが持ち上がったわりに、高橋サイドはひたすら何も描かれなかったのね。矢野が去った後の釧路はどうだったんでしょう。東京に来てからはどうだったんだろう。竹内と暮らしてからはどうだろう。そういうの、やっぱり見たかったな。それをなしにして空白の間矢野を待っていたって言われてもやっぱり伝わりませんでした。だから、この恋愛において待つ辛さとか、それでも想い続ける美しさとか、結ばれる運命とか、そういうのは一切感じられなかったです。

矢野にしても、周辺がやたらに騒がしいばかりで、肝心の矢野が何を想って何を考えたのかについては、あまり前に出て来なかったな、と。竹内とのやりとりも、向き合っているように見えて、実際お互いが何をどう思っているのかというのは語られていなかったんじゃないかと。エピソード自体はあったし、ふたりが話し合うシーンはあったわりに、直接的な表現を避けるばかりでオブラート強過ぎ。何言ってるのか全然わからなかったわ。読解力が足りないのもあるかもしれないけど…、でもやっぱり物足りないと言いたいです。

山本、千現寺あたりのサブキャラも全然立ってこなくて、都合良く使われていなされただけだったしなー。彼女たちの未来ってどうなるんですかね。ということで、いつ面白くなるんだ、いつ面白くなるんだ、という期待は空振りのまま、まったく腑に落ちないラブストーリーでした。ま、とりあえず漫画、映画とも最後まで完走できた自分には満足していますけどね。

感想_僕等がいた(前篇)
感想_僕等がいた(後篇)


# by april_hoop | 2012-05-07 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(0)
2012年 05月 06日
韓国家族旅行_07
最後の宿泊はこれまた憧れホテルのリッツカールトン! しかし江南、シンノヒョン駅近くというなんでここなんだろうという立地。なにせ23時チェックインではなにもできず。最終日はフリーなんだけど、さて走るべきか、泳ぐべきか、寝るべきか。起きた時の気分で決めるということで、結局ランを選択しました。周りはなにもないので、目指すは北上して漢江です。地図を見る限り、片道3km程度。ちょうどいいでしょう。

7時台だったので思いきり通勤時間帯で、ランナーなんてひとりも見かけず。信号待ちしてたら、オモニに「アジョシ〜(おじさん)」て道聞かれる風に声かけられたので、無理無理ゼスチャーしておいたよ。てことで20分ちょっとで着いた〜! 漢江、広いな〜。橋も立派だし片側5車線だし。河川敷にはサイクリングロードに、なにやらフィットネス器具が設置されてておじさんおばさんが運動してるー。ランナーは見かけなかったけどねー。

さて最終日のフリータイムは、買い物に費やすことに。再び明洞に出て、まずは新世界百貨店の地下フロアでお菓子と海苔をお土産用にゲット。家族から一時離脱して上のフロアも一通り見たけど、特に引かれるものはなし。そして再びロッテ百貨店へ。昨晩ネットでもろもろ価格帯を調べたところ、どうやら普通のメーカーのアイテムだと、日本より1〜2割安い感じ。なので、買い物しちゃおうかな!と思ったんだけど、なんか何がほしいのかよくわからないというか、バーゲンだから要らないものでもノリで買っちゃいそうな気がしてブレーキがかかるというか、まあそんな感じ。韓国で買い物するには、あらかじめ、アレとコレを探す、みたいな強い気持ちでこないといかんなぁと思った次第。それにしても免税フロアは日本語飛び交ってたなぁ。普通にアクセサリー見てる日本人女子が「Tシャツにもいけるしね」って接客してくれてる店員さんに話しかけてたのはすごく興味深かったよ。で、初めての免税店お買いもの。

買い物を終えて家族と合流したらなぜか母親が超不機嫌。険悪ムードになりながらランチは「古宮」ってお店でピビンバ。ユッケピビンバをオーダー。日本じゃユッケ食えないからね! 美味しかったよ、ガイドにも載ってることもあり周り日本人だらけだったけど。その流れで南大門市場へ。アジアンだな〜。肝心の南大門は見忘れちゃったところで、タイムアップ。ホテルに戻ります。タクシーで帰ることにしたけど、運転手にはリッツが通じず地図で場所を示す。しかしこの運転手の経路設定が納得いかない。漢江こえてすぐ左折ってなしだったんじゃないの〜?と渋滞に巻き込まれたところで素人考えに思う。あげく運転スキル低かったような。車線変更もたついてんじゃねーよ! でも40分とか乗っても一万ウォンだから安いよね。

ホテルで荷物をピックアップして、仁川空港までのバス、寝てたら父に起こされる。「ほら海だよ」って。。海、見たことあるし、ソウル、来たことあるからさ…。そんな父は、お酒を手荷物に入れてしまっていて慌ててパッキングやり直し。なんやかんやでセキュリティチェック(筆箱が引っかかった。そういえば前回もだった。次から持って行かないようにしないと)、出国審査を無事にこなして、免税品も無事に受け出すが、コリアンパスポートゆえにことごとく韓国語で話しかけられてしどろもどろ。最後にダンキンドーナツしてあっという間の4日間の旅は終わりを告げるのでした〜。


# by april_hoop | 2012-05-06 00:00 | 旅情 | Trackback | Comments(0)
2012年 05月 05日
韓国家族旅行_06
世界遺産をめぐったあとはいよいよ街歩き〜。まず北村韓屋村なるエリアを散策。古い民家が残っている場所、ということらしいけどけっこう作られた感じがしてあんまりピンとこない。なんとなく神楽坂っぽい印象を持ちつつ、古民家リノベーション系の飲食店みたいなのがあって、こういうのは日韓問わずウケるんだろうなーと思いましたよ。そこから、仁寺洞の散策へ。「イエッチャッチャ」というお茶屋で、梨茶をいただく。うわ、梨の味のお茶…というかもはやジュースだろう、これは! でも甘くて美味しい〜。お茶菓子はやたら甘くて歯にくっつく系。ここでひとつ韓国語を投入。「シャジン チゴド チョスミニカ?」(写真撮ってもいいですか?) あってるかどうかわかんないけど、通じたー! といってもカメラ持ってジェスチャーつきで言ってるからね。「photo OK?」って聞いてるのと変わらんだろうけどね。

仁寺洞はなんかアンティークとかある洒落た通り、みたいな紹介のされ方したけど、特にピンとくるお店は発見できず。自由時間が40分くらいしかなかったからゆっくり見られなかったんですけどね。ちょっと後ろ髪ひかれつつも集合時間1分前に行ったらもうツアー客全員揃ってた。年配夫婦が多かったわけですが、買い物欲とか全然ない的スタンスなわけね。次はロッテ百貨店。免税店はすごい混雑だけど、ここは僕がスルー。普通フロアのノースフェイスで欲しい短パンあったけど一応ガマン。値段が安いのかどうかわからなかったからネットで調べてからにしよう。1時間の自由時間を終えて、次は明洞。このあたりは前回も来たけど、旧正月の昼間で閑散としてたのとは全然ムードが違った。アジアの熱気! ついにiPhoneケースを買ってみる。1万ウォン。さっそく付けたら、音量ボタン位置がちょっとあってないんですけど…。

夕飯は「菊花庭園」てところで。宮廷料理と聞いたけど、かなりモダンにアレンジされた創作料理に思えたよ。盛りつけも美しく味もグッド。時々なんだこれ!?っていう初体験ぽいものにも出会いつつ。そして父は酒の勢いかお隣に座られた同じツアーのお客さんに絡み気味。身の上話とかやめてくれー。

そして今日の〆はソウルNタワー。丘の上に立つその塔はライトアップされてしたから見てもキレイ、上に登って見下ろすソウルの夜景もキレイ。高いところ、やっぱり好きだわー。エレベーターは天井がモニターになっていてアニメーション見ている間に到着、塔を降りたら、塔のボディ自体がディスプレーになってアニメーションが炸裂したり、テクノロジーふんだんだったとこもなんか萌えるぜ。

とかやってたらホテルついたのは23時。どんだけ詰め込んでくるんだこのツアーは!?




# by april_hoop | 2012-05-05 00:00 | 旅情 | Trackback | Comments(0)
2012年 05月 04日
韓国家族旅行_05
2日目のホテルは慶州ヒルトン! わ〜リッチホテルに泊まるの初めてかも。両親に楽してもらおうおいう意図で、姉が奮発したツアーですからね。チェックインは21時を回ってて、プールは22時までと聞いてダッシュで向かう。すると露骨にレセプションで嫌な顔される。22時には完全に閉めるよ? 1万ウォンだよ? とディフェンスされるけど「それでいいです」と前向きな僕。がっかり顔でフロントに電話した受け付けの人、結局30分しかないから無料で入れてくれたよ、ラッキー☆ 中に入るともちろん独り占め。しかしなんか薄暗くないか? 水温低くないか? あ、そうか、もう片付け始めてたのか。そりゃ客入れたくないわな。泳いでいたら段々明るくなって水温もあがったよw いやーだってたまのリッチホテル、少しでも楽しみたいじゃないですか。

翌朝は8時出発。またも6時起きとかで朝食とって、霧雨煙る中ホテル周辺を散歩。ここはレイクサイドで、周遊できるように整備されている。世界共通の佇まいをしたスワンボートも浮かんでるし、美術館もあったし、遠くには遊園地も見えた! 曇天でも気分いいくらいだから、晴れてたら最高に気持ち良かったろうなー。さて、出発の時刻と相成りました。バスで新慶州駅まで移動です。この駅は2010年11月にオープンしたばかりで、KTXという新幹線的な電車の停車駅。建築はスタジアムみたいで、天井が高かったー。でも周りにはなにもなかったー。やっぱり慶州はまだ未開発エリアだね。10年後には面白い場所になっているかもしれませんな。ここからソウルに向けて出発。乗車時間は2時間ちょっと。ファーストクラス席は、1列に2席、通路、1席という配置で席間隔かなりゆったり。しかも車内に無線LANが通ってて実に快適! 車窓の景色を眺めていたら徐々に晴れてきた。やったね!

ときに韓国で来週から「麗水(ヨス/YEOSU)世界博覧会」てのが行われるんだってさ全然知らなかった。テーマは「生きている海、息づく沿岸」てことで、資源の多様性と持続可能な活動についての博覧会らしい。ヨスは釜山から沿岸部を西に行ったところ。さらに、2018年の冬期五輪も平晶(ピョンチャン)で行われるんだっけ。これは去年決まったみたいで、立候補都市は3つだけだったみたい。冬季五輪の立候補ってそんなもんなのか。ピョンチャンはソウルから真東だね。

さて、ソウル暑いぜ! 気温26℃だって。5月なったばかりでそんなに暑いんかい! 半袖で汗かくレベルだわ。夏はいったいどうなっちまうんだ? と思いながら、渋滞に巻き込まれながらの移動の末のランチタイム。江南のお店でカルビ定食を食う。リーマンが普通に来ているようなお店だったけど、味はまあまあ美味しかった。これがソウルのレベルってことなのかなー。その後は、世界遺産にもなっている「昌徳宮」と「昌慶宮」を回る。首里城みたいな感じを受けつつ、日本とは少し違った趣を感じる。屋根瓦の上にいる人形は、西遊記のキャラを象った魔除けらしい。奇数体が基本で、最大11匹いるところがあるんだそうだ。今日は小中学生がいないからゆっくり観光できた。そして釜山、慶州ではとんと見かけなかった欧米人も、ソウルだと多少見かけるようになったな。韓国って欧米人の旅行先としてはマイナーなのかなー?

前回の食べ歩き中心では来られなかったベタな観光地にこれて、けっこう嬉しい。さすがはパックツアー!


# by april_hoop | 2012-05-04 00:00 | 旅情 | Trackback | Comments(0)
2012年 05月 03日
韓国家族旅行_04
続いてはご近所にある、ソックラムと合わせ技の世界遺産「仏国寺(ブルグクサ)」へ。ここはさらに輪をかけて小中学生大量発生。謎のエール交換まで行われてたけどあれはなんだろうなー。てのはさておき、寺院のテイストは大陸的というか、中国っぽさを感じるし、日本とも共通点を感じるし、アジアってことでくくれちゃうのかしら。相変わらず華美なんだけどね。創建は800年くらいのようだけど、修復されたのが1973年てことで、割と新しいものではある。全然関係ないけど、こっちはギャラクシーノート率がかなり高かった。日本も5インチスマホ、多少は流行るんだろうか?

ところで、世界遺産て歴史的価値をちゃんと勉強しないと、ただ見るだけでは「おー」ってなりづらいよなーと最近思う。日本のもそうだけど、寺院系はちょっと見は似通った印象もあるし、最初は驚くけれどじゃあ他と何が違うのか、って言われるとよくわからないよね。そのあたりちゃんと予習しないと、世界遺産の遺産たる所以をしらずにスタンプラリーしちゃうだけになるもんね。というのが反省点。今度から世界遺産に行く時はそのありがたみを多少也とも勉強していくことにしよう、うん。

さてお昼は謎のストリートのスンドゥブ屋さん。ツアー客向けって感じで特に美味しくはなく、合図も待たずに早々と店を出る我が家。団体行動を乱しがち。気づかなかったけど、お一人様参加の男性がいることに今更気づく。腹がふくれた後は、国立慶州博物館へ。建物新しく見えたけど創立は1975年で、最近少し新しくなったとかならないとか。慶州は新羅の都として、1000年に及ぶ歴史がある町で、その後都が移ったことで、古墳やその他さまざまな遺跡群が点在している。"屋根のない博物館"とも呼ばれている場所の、さまざまな文化財を保護・展示する場所として作られたそう。中には、太古の王の装飾品や、仏像などさまざまなものが。都市伝説も残る巨大釣鐘も展示されていた。そしてやっぱり小中学生。館内も走り回ってて、ここまでくると元気を通り越して行儀悪過ぎるっつーの。

休憩を挟んで博物館を後にして、すぐ近くにある「雁鴨池(アナプチ)」へ。ここはかつての王朝の宮殿跡地を復元した場所で、さらに「天馬塚(チョンマチョン)」という古墳を保存した公園へ。ここにきて雨が降り始めてしまって、あまりゆっくり見られなかったんだけど、このあたり一帯、かなりのスペースを取って保存されていることに驚いたな。田舎だから土地があるってこともあるだろうけど、世界遺産になったことで観光資源としての整備という意味合いも強いのでしょう。とはいえ、欧米人はほとんど見かけなかったから、かなりマイナーなエリアだという印象。韓国に行く日本人は多いけど、慶州に行ったって人の話も聞かないしね。

瞻星台という世界最古かも?と言われている天文台もちら見して、今夜の晩ご飯に。土産物屋に隣接したこれまたツアー客向けとしか思えない店で、サムパブ定食。これも味はもうひとつなうえ、店のオモニが自家製海苔の押し売りしてきてゲンナリ。買っているツアー客がいてびっくり。そしてツアーはこれで終わらず、最後にシアターで韓国伝統公演の「美笑(MISO Ⅱ)」を鑑賞。立派な箱だったけど、団体客しかいなくって、やってけてるのか心配になってしまった。演目は、新羅建国の歴史を伝説こみで描いたもの。いきなりレーザー光線からスタートしてびっくりしたぜ。ミュージカルと聞いてたけど歌はほとんどなく、ほぼ踊りのみで表現されてました。事前に配られたパンフレットのあらすじを読んでなかったらなんだかさっぱりわからんかったな。終演後、外に出ると役者たちとの記念撮影タイム! もちろん一緒に収まっておきましたとも。

そんなこんなで長い2日目のツアーがようやく終了なのです。


# by april_hoop | 2012-05-03 00:00 | 旅情 | Trackback | Comments(0)
2012年 05月 02日
韓国家族旅行_03
2日目は5時15分起床。旅の醍醐味、朝ランのためである。ランが旅行に組み込まれるようになってからというもの睡眠が足りないことがちょっと悩みだけど、日中の行動も減らしたくない、朝ランもやっぱりしたい、ということで結局削られるのは睡眠ということになるのである。ホテルはビーチ沿いで、すぐ裏手がビーチサイドのジョギングロードになっている。曇り空の夜明けゆえ、爽快!とまではいかないけれど、静かな波音を聞きながらのランはなかなか心地いい。寒かったらやだなと思ったけど全然寒くなかったしね。近くのウェスティンのほうまで行くと、展望スペースみたいなところに。晴れた日は対馬も見えるそうで、今日は曇りだし違うんだろうなーと思いながらもその方角に見えた塊をあれが対馬だろうと思うことに。ぐるりと回って5kmちょっとを40分くらいかけて。この時間ランナーはあまりいなかったけど(朝食食べてたらけっこう増えてた)、とにかくウォーキング族が大量に発生していたよ。走るより歩くのほうがメジャーなのだろうか?

ホテルに戻って、プールにも行っちゃうよ〜と思ったら、なんと修理中でNG。仕方ないから露天風呂でガマンと思ったら6時からって書いてあったのに「8時からです」と言われこちらも撃沈。結局部屋のシャワーですますことに。。ささっと朝食ビュッフェをいただいて、今日の出発は8時半。向かうは、韓国の古都・慶州。観光バスで約2時間の道のり。案の定眠り込んで、起きたらのどかな景色が広がっている〜。慶州は韓国第5の都市らしいけど(ソウル、釜山、大邱、仁川の次)、相当田舎だなー。京都、奈良と比べられるらしいけど、どちらかといえば奈良よりかな。

まず向かったのは世界遺産にもなっている「石窟庵(ソックラム)」。新羅時代の700年代に作られて、長らく放置されて見つかったのが日本時代、その後修復を何度か経ての現在だそう。その名の通り洞窟の中に仏様が据えられているものだけど、確かに独特の雰囲気がありましたね。繊細とか豪華ではないけど、薄味の彫刻になんとなく当時がしのばれるような。それにしても韓国の寺院は独特の派手さがあって、色使いがチマチョゴリのごとく鮮やか。賽銭は音をたてないために紙幣でするのがルールらしい。

この日は5月1日ってことで、メーデー。韓国の学校が休みだかなんだからしくて、行く先々に小中学生の遠足か修学旅行か社会科見学かしらないが大量出現! こいつらがやたらに元気。そしてやたらにメガネ率高いのなんの。このバイタリティが日本を凌駕している部分なのかもしれんなぁ、などと考えてみたりする。そして我が母のサイケなシャツとサンバイザーというコーディネートが、韓国のリアルオモニたちとまるっきり同じ。DNAってすごいなぁ、などとも考えてみたりする。ついでに父は、この旅行のために洋服を新調したらしい。ほほえましいエピソードだ。麓で釣鐘を衝けるところがあったんだけど、うちのオモニは喜んで衝いてました。ツアー内ただ一人です。無邪気すぎるってば。


# by april_hoop | 2012-05-02 00:00 | 旅情 | Trackback | Comments(0)
2012年 05月 01日
韓国家族旅行_02
釜山空港で出迎えてくれたのは、現地ツアコンの李さん。韓国でいちばん多い名字は金(KIM)、次いで李(LEE)、そして朴(PARK)だそうです。釜山は港町で、福岡からだと船でも2時間半とかだそう(確か値段も安かったはず)。近いとは聞いていたけどそこまで近いんだね。道中、李さんはいろいろとお話をしてくれました。今年オリックスにきたイ・デホが前にいたのがここ釜山を本拠地にしているロッテ・ジャイアンツだとか、そのロッテ・ジャイアンツは日本の阪神タイガースばりに熱狂的なファンがいるとか、日本語は大学で専攻してたわけじゃないんだけど、沢田知可子の『逢いたい』が大好きでそれをきっかけに勉強を始めたとか、うんぬんかんぬん。

そんな話を聞きながら着いたのがチャガルチ市場というところ。ソウルでいった屋台だらけの市場を想像していたら、ここは築地的なリアル魚市場。鮮魚がばしばし売られてて、おやつつまみ食いとかそういうテンションではまったくなかったよ。夕方だというのに全然売れ残ってたけど、いたち誰が買うんだろう? お店? 一般家庭? 市場を抜けたらすぐに港。これが実に良い眺め。漁港の風景の先にはすぐ山がそびえてて、その雰囲気は神戸っぽい感じ。さらにそこに建つ家並みが赤青黄の屋根でなんだか可愛いのね。そしてやったらカモメがたくさんいて、それもなんか港感をあおってくれて旅情漂うわー。

お継ぎに向かったのはそこから5分くらいの釜山タワー。シンプルな塔を登ると、港町が一望のもとに。これまたとてもいい景色で、夕暮れの近づく釜山がすごく魅力的に見えたぜ。韓国第2の都市であはるものの、そこまで都会!って感じはしなくて、日本でいうところの地方都市っぽいな、って思いました。でもまあ繁華街とか見てないし、あくまで印象だけどね。ちなみに天気は曇りで気温は日本と変わらず最高気温20℃少々。長袖シャツ1枚で過ごしやすい感じ。塔を降りたらいよいよ陽がくれてはきたものの、日本よりだいぶ陽が長いです。19時でようやく暗くなるくらい。すでに日本の夏くらいか。

さて、夕食のお時間です。クルマを走らせること20〜30分、ヘウンデというビーチエリアの、「スジョングン」というシーフードレストランへ。海が見えるお席が売りの、モダンな内装したお店でした。出てきたのはお刺身、魚の天ぷら、その他もろもろ、という感じ。なのだけど、港町なのに刺身が全然美味しくない! ごはんにうるさい我が家の一同は口々に不平たらたら。他のツアー客とかお構いなし過ぎてひやひやするわ。でもま、ビーチの景色だけはよかったよ。ロケーション的には砂浜が小さくて沿岸に建物がずーっと続いて熱海っぽい。ただそれなりにネオンが光ってるので感覚的にはお台場ってところかな? で、ダイアモンドブリッジなるライトアップされた橋がキレイ。ここでは毎年10月に、大花火大会が行われるそう。2週間くらい続くみたいなんだけど、最大のときには1時間に13万発もぶち上げるスーパー派手な大会らしい。歴史はまだ浅いみたいだけど、それはすげー見てみたいな〜。あ、ちなみにMAXってビールを「マックスください」って言ったら「メックス?」って聞き直された。そういう発音ですか。

美味しくはなかったけど腹が満ちて本日のツアーは終了。今日の宿泊は、Paradaise Hotel Busan。特にパラダイスな感じはしませんでしたけど、必要十分なホテルでした。ホテル前のセブンでコーヒー買ってゆるゆると眠りにつくのでした。


# by april_hoop | 2012-05-01 00:00 | 旅情 | Trackback | Comments(0)
2012年 04月 30日
韓国家族旅行_01
なんと前回から3ヶ月とあけずに再び訪れることになろうとはね、韓国! 思えば2度訪ねる外国は初めてだよ。これもなにかの因果なのか。しかし今回は特別。なんせ物心ついてから初めての家族旅行。そして在日韓国人一家である僕たちにとって、というか両親にとって少なからぬ意味がある旅ですから。三世の僕は韓国への愛国心もないし、特別な感情は湧き出ないということが前回でわかってますけど。でもまあ親も65を過ぎてるのでどんな旅になるのやらって感じですよ。超楽しみ!

てことで自宅から京成スカイアクセスだかで成田を目指すわけですが、連休3日目という微妙なタイミングのせいか思いのほか空いてて押上10時半くらい発で余裕で座れたー。最後まで混まなかった。成田空港の駅降りたところのパスポートチェック(駅出口でチェックされるの成田以外知らない)をしようとしたら、あれ、前方に家族の姿が。待ち合わせ時間の約30分前にして偶然出会う奇跡がいきなり! そんなこともあるのね〜、家族ってば。今回は両親に負担をかけたくないこともあり、姉仕切りでパックツアーをチョイス。成田→釜山泊→慶州泊→ソウル泊→成田、という3泊4日。個人手配じゃない海外は仕事をのぞくと随分久しぶりだ。JTBのカウンターでチケット引き換えてライオンで食事。あらゆる面でクオリティ低くてがっかり。ライオンてもう少し評価していたのだけれど。

さて、まずはセキュリティチェックですが、案の定両親はバタバタ。「小銭を持っていってはいけないのか?」、いえ、ポケットに入れてなければ大丈夫ですよ。「ベルトも外すのか?」、いや、多分大丈夫だけどたまに鳴るよ。「化粧品持ち込めないの?」、量が少なければ大丈夫だと思うけど。的なありがちやりとり。おっと、僕もヘアワックスを持ち込み物に入れてしまってたけど少量だったのでセーフ。空港職員の方がジップロックくれたしねー。時間かかりつつもなんとか通過して、出国審査。我々「再入国」の書類を書かなくてはならないのだけど、これは私以外誰もやってなくてまたストップ。でもま、混乱てほどのことはなく無事に通過。そして登場〜。今回は大韓航空。関係ないけど父上は電車にスーツケース忘れてきそうだったらしい。危ない危ない。

14時発だし機内食はないでしょ、っと思ったら出てくるのね。さっきごはん食べなきゃよかったー。とか言ってる間に2時間で釜山到着。空港はわりと素朴かなー。韓国のWi-Fi事情よくわからないけど、実感としてはフリーのWi-Fiはそこまで多く飛んでないなぁという感じ。カフェとかではちょろちょろあるんだけれども。圧倒的な数を見かけたのは「olleh」って有料登録制の。今ネットで見ると1日3300Wで臨時IDを発行してもらえるみたい。次行く時はこれ使うことにしよ(だけどネット上の情報だと登録はかなり手こずるっぽい。スマホから駄目だの、ブラウザはIEだけだの…)。てか、行ってから思い出したけどau携帯だとローミングができないのね、韓国。ネットで見たらどうやら通信方式の違いのせいで駄目っぽい。なんてこったー! これは次回憶えておかないと危険だぜ(仕事抱えて行ったからね。事なきを得たけど)。

で、ツアーガイドさんと合流。バスに乗って軽く釜山観光へ行くんだけど長くなってきたのでまた明日。


# by april_hoop | 2012-04-30 00:00 | 旅情 | Trackback | Comments(0)
2012年 04月 29日
NBA PLAYOFFS 2012その1(結果あり)
プレーオフがついに始まったよー! GWにかまけて初日全4ゲーム観てしまった。
>PLAYOFFS 2012 Playoffs at a Glance | NBA.COM

まずNYK@MIA。これは問題なくMIA圧勝。多分スイープと見ました。NYKはPGがバロンとビビーだけじゃ回らないなー。バロンはまだ迫力あるけど、今年も怪我が多かったし、1試合任せられるコンディションではないように感じた。ビビーがつなげればいいんだけど、存在感なし。そしていちばんの問題はカーメロがレブロンにほぼ完封させられたってこと。ここを突破できない限りNYKが1勝する確率はないように思ったな。MIAはよくも悪くもレブロン次第。レブロンが入れこみすぎず落ち着いてプレーしてればファイナルまで死角はなさそうな印象。

次、PHI@CHI。ここも順当にCHI快勝。PHIはタレントはいるけどバックッコートに寄り過ぎていて中で勝負できないのと、ターナー以外はあんまりパス巧くないのでどうしてもボールが回り切らないのだな。ちょっと攻め手がないという印象。CHIはセカンドユニットのクオリティも高く盤石、と思われたけどまさかの最終盤でのローズ負傷。どころか今季絶望だそう。膝の十字靭帯断裂ってことだけど元通りに復帰できるのかが心配。

それからORL@IND。ドワイト抜き出しINDで間違いないと思ったらまさかの逆転負け。いい感じでリードを奪ってたのにORLの外角が当たり。特にJ-RICHの3Pがあれだけ入るってのは誤算だよねー。INDは実にバランスのいい陣容だけど、go to guyをどうする問題が緒戦にして露呈。最後のオフェンスでグレンジャーがトラベリング吹かれるってのは象徴的なシーン。とはいえ、ここまでORLのシュートが当たり続けるってこともないだろうし、勝ち抜くのはINDだと思うけど、次のMIA戦がやっぱ問題だわ。

今日唯一の西、DAL@OKC。今年はOKCが一気に走り抜けるだろうと思いきや、こっちはテリーが大当たり。ほとんどシュート落とさずに接戦に持ち込み、4Qで存在感を出すノヴィツキー。ベテランチームらしい戦い方で逃げ切ってしまうかと思いきや、デュラントのラストショットで逆転勝ちとは…! かなりのタフショットだったけど、入れてしまうのがエースの証明。この展開で勝てなかったDAL、この後は相当厳しいっすね。スイープもありえると思いました。去年のチャンプを凌駕したらOKCが一気に頂点ていう絵も描けそうだな、ってのはちょっと安直か。

見始めると止まらないプレーオフ。明日は何が起きる!? 韓国で見ちゃうぞ!

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# by april_hoop | 2012-04-29 00:00 | 体育 | Trackback | Comments(0)
2012年 04月 28日
紙のやわらかいい話を聞いてきた
お気に入りのカフェ6次元で、5年前くらいにお仕事ご一緒して以来大好きなデザイナーの田中千絵さんと、こちらは初めてお目にかかるけれどもそのお仕事が素敵なセキユリヲさんとのトークイベントがあるっていうんで、迷わずお申し込み。テーマは「やわらかい(紙の)話」。千絵さんの、竹尾さんとの企画、紙の歳時記が完結したことに引っ掛けての企画でした。
6次元

13時スタートにちょい遅刻。集まっているのは20人ちょっとくらいかな? 午後の日射しが、古い木の内装にやわらかくて気持ちのいい6次元です。お話は、千絵さんの紙の歳時記にまつわるエピソード、セキさんのデザイナーとしての紙に対する感じ方、スウェーデンの紙文化、切り絵、ほかおふたりのバックグラウンドなんかにもふれつつ、行きつ戻りつ、いい感じのグルーヴで進んでいきます。千絵さんの天性の明るさと、知らない間に人を巻き込んでしまうエナジーとがあわさって、やわらかいけどゆる過ぎない、よい感じのテンションであっという間に2時間が経過し、お開き〜。

今回の企画を見て、改めて紙の存在感とか表現力を発見できて本当によかったのよ。雑誌屋やっててこれだけ紙が身近で、紙が好きだと公言しておきながら、紙のこと全然わかってなかったよ。色や形、質感というハード面だけでなくて、折り曲げることもできる、強度もある、プロダクトにもなりえるし、そういうポテンシャルに気づくと、紙って主役にも脇役にもなれるオールラウンダーなんだな、と。ソフトバンクは社内のペーパーレス化を宣言したらしいけれど、エコの考え方がさらに進んだら、「紙は捨ててはいけないもの、無駄にしてはいけないもの」みたいな特別なものになるかもしれない。一方で、やっぱりグシャグシャポイッてできちゃうような気楽さもまた紙のよさ。うまく特別と身近をまたがって行き来できたらどれだけいいか。

おふたりに、紙以外に気になるマテリアルはあるか?と聞いたところ、紙と布がとにかく好き。さらに木も好き。つきつめると、植物由来のものが好きなんですって。石や鉄だってもちろん好きだけど、自分がものづくりする時の対象とは少し違うんだとか。その温度感、なんとなく理解できるな。地球に根ざしてるものだから、手触りとかぬくもりも伝わるし、人間やコミュニケーションを結ぶものとして、二人の中で成立しているんだろうな、って。

お開き後、セキさんにご挨拶して、しばし歓談して、いろいろな人がつながったりして、ほんと楽しい時間を過ごせました。素敵な人のいいバイブレーションもらえるとテンションあがります。ありがとうございました!


# by april_hoop | 2012-04-28 00:00 | 文化 | Trackback | Comments(0)
2012年 04月 27日
8/の可能性は∞か?
ヒカリエの8Fにオープンしたクリエイティブフロア「8/」(ハチ)。なんでハチって名前になったんだっけ? 聞いた気がしたけど忘れました。とにかく、渋谷ならではのクリエイティブな発信をしていく、というコンセプトで時代を編集してく、的な感じです。プロデュースはナガオカケンメイさん。
8/

広いなー!っていう印象。そして期待感はけっこうある。中央はフリースペースでいろんなイベントが行われるそう。普段は解放されてるけどクローズイベントのときはカーテンで四方を囲むんだそう。その周辺に各施設がちりばめられる。大部分を占めるのは「d47 MUSEUM」と「d47 design travel store」。47都道府県のロングライフデザインをピックアップして、片方は展示。片方は販売を行う。ナガオカさんのD&D DEPARTMENTのイズムを継承した、実に今っぽい価値観がそこにある。決して派手ではなかったとしても、丁寧に作られたもの。大切に作られたもの。普遍的なもの。

圧倒的に今っぽい一方で、実際に好きな世界観なのだけど、どこかで退屈さを感じてしまったのも実は本当。普遍であるということは、裏返せば刺激は少ないから。そして、本質的な良さってのは土地をかえてもあまり大差はないから。北海道と九州で、さほど差は見えなかった。こういう渋谷の場所で、普遍が幅を利かすということ自体は新しいのだけど、でもなんか場所と微妙にミスマッチしているような気もしなくはない。こういうのがマジョリティになりつつあるということではあるんだろうけど、うーむ。未来への期待とかそういうものは感じないんだよな。でも、これがこれからの未来なのかもしれない。もう、新しいものが次々登場するような時代じゃないってことか。なんかワクワクしたい気持ちと、これ以上たくさんは要らないという自己矛盾に苛まれるぜ。

気を取り直して。奥には会員制ワークスペースが。クリエイティブな発想が生まれるように、といろんなインテリア、仕掛けが用意されててこれが近くにあったら会員登録したくなるだろうなーと思ったりもする。環境は大事。で、ギャラリーが3つ。小山登美夫さんところではダミアン・ハーストの展示が。カラフルなスポット(ドット)に魅せられる。圧倒的にいい!(オススメ) そして隔週替わりだったかな、のギャラリースペースではジャンルを問わず現代クリエイターの作品が展示。どんな世界が広がっていくか今後注目。

そしてイチオシは窓際のd47食堂。メニューはおおむね1500円前後と高いけど、こちらも日本各地の食材によって作られた料理が味わえる。器もいいものを使ってるんじゃないかな。各地の地ビールなんかも揃って、渋谷駅を見下ろす立地も素敵だし、ゆっくり時間が取れる日はこういうところで贅沢ごはんしたいものです。

てわけで、ヒカリエの中ではいちばん楽しい場所。だけど、これがはたしてどんな今を映し出していくのかは未知数。当分はちょいちょい遊びに行きたいと思います。


# by april_hoop | 2012-04-27 00:00 | 閑話 | Trackback | Comments(0)
2012年 04月 26日
ヒカリエ、今を写すビル。
つ、い、に、オープン! 渋谷ヒカリエ! 偵察に行って来たので報告でございますよー。
渋谷ヒカリエ/Shibuya Hikarie

まず、思っていた以上にアクセスがいいなー。副都心線、半蔵門線から直結、東横線や銀座線からも宮益口方面出口から渡り廊下みたいなとこから外に出ず行ける。JRからもその出口使えば行ける。マークシティよりも直結感は強くて嬉しいかも。つってもオレは渋谷にあんま縁ないからそのメリットを実感することもあんまなさそうだけど。

さてさて中身は、思っていたよりもワンフロアは広くないな、と。エスカレーターを中心にぐるりとショップが並ぶ構成で、縦長。ショップのラインナップで見るよりもアパレルが占めてる割合は少ない印象で、その分は女子が喜びそうな雑貨や小物のお店がかなりの軒数入っているなー。キャッチーなところではコンランショップのキッチンしばりのお店とか、クラスカのドーとかかな。なんつーか、すごくハッとする感じではないかしら。6、7Fはレストランフロア。老舗系からシャレオツ系までバラエティ豊かでここは重宝しそう。今は22時までだけど、7月だかから7Fは夜中も営業するらしいので、これもまたさらに便利。始発待ちには駅直結で最高では。

てか、いたるところにShinQsとかなんとか書いてあってなにそれ?って思ってたけど、ヒカリエというビルの中に「ShinQs」という百貨店、「dining6」「table7」というレストランフロア、「8/」というクリエイティブフロア、「シアターオーブ」などが入っているってことか。「ShinQs」とか、コンセプトこねくりまわし過ぎてて全然伝わりません。やっぱシンプルにしないとこういうメッセージは伝わらないな。

てな感じで、まあ楽しいんだろうけど、悪い意味で「今」って感じがした。なんかすごく興奮するようなbrand-newがなくって、どこにでもありそうな定番ブランドか、定番ブランドが少しひねった新業態(コンランとか、ビームスライツとか)とか、あとはインディペンデント系のニッチなものを引っ張って来るくらいで(これは「おもはら」にも言えるし、最近よく見かけるパターンだ)、普段使いとしてはとても便利かもしれないけど、わざわざここを目指したくなるような憧れ感とか、ここにしかない感が弱いんだよね。

それでもま、開店前には4000人も並んだというし、けっこう世間的には話題になっていたような気もするし、注目度が高いというか、みんなそれだけ期待感を持つというのは閉塞感の裏返しなのかもしれない。一方で興味ない人はとことん興味なさそうだし、なんかやっぱりマスってもうないのかなーとか思ったり。ま、そんなこんなをみなさんぜひ足を運んで見てみてくださいよ。8Fについては明日のエントリでお話しします。


# by april_hoop | 2012-04-26 00:00 | 閑話 | Trackback | Comments(0)
2012年 04月 25日
ドイツでビールあおりたいな
『TRANSIT』の最新号はドイツ特集! ドイツももちろんいつかは訪れたい国。まだ具体的プランはないけれど、そう遠くない未来に遊びに行ったるぜという気持ちにさせてくれる一冊。毎度ながら。
TRANSIT : TRANSIT16号 永久保存版!美しきドイツ プリズムの向こう側 - Magazine

今回の特集はカルチャー色よりの視点で切ってきましたね〜。なんせいきなり音楽をフックにしたスタート。クラシックにオペラ、クラブミュージックもあればロックコンサートにストリートミュージシャン。プロもアマもさまざまなシーンで音を奏でる。誌面からサウンドが聞こえることはなくても、心の中で響く音色。そうか、そんなドイツの顔もあるんだな。そしてストーリーは童話の姿に替わり、壁が隔てたものを思索し、オクトーバーフェストでビールをあおったあとは、工業地帯めぐりへと加速する。どの土地にも物語。どの文化にも物語。である。

大聖堂や森の古城といった、ドイツの観光的ランドスケープは最小限におさえ、やっぱり人の匂いと物語を追いかける。どんな旅先にも普通の暮らしがあって、その日常はえてして美しいものだ。どこへ行こうがそういう視点を持つことが、真に美しいものを見出すための絶対条件なんだろう。それさえできてしまえば、変な話どこに旅出ようが同じだけ楽しむことができ、美しさに身を浸すことができるはずだ。

なんて講釈はともかく、プロダクトも歴史も建築も、ドイツって面白い国だな。ナチス抜きでは語れないけど、敗戦からここまで復活するのも日本と共通項を感じずにはいられないって話だな。なんならこのノリで第二弾、三弾も読んでみたいと思ったわ。巻末の2特がウィーンだったのも嬉しす。数ある街道も流してみたいもんだなぁ。

にしても、さすがにこの表紙は削ぎ落しすぎでしょー! 空の何とも言えない色味とかは確かにすごいけれど、あまりにミニマル過ぎると思ったわ。それから、安全ちゃんの連載はGINZAと比べてキレがないよね? 次号はイタリア。これまた興味津々。どこまで行けるか!


# by april_hoop | 2012-04-25 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(0)
2012年 04月 24日
電車は夢と笑顔を乗せて
知る人ぞ知る鉄道写真家の中井精也さん。彼の写真展「DREAM TRAIN」見てきたっす。北海道から九州まで鈍行列車で日本縦断した20日間、車内で乗り合わせた人たちに夢を語ってもらい、その笑顔を写真に収めたもの。素晴らしいプラスのパワーに満ちた展示でした!
ヨドバシ.com-お知らせ

レイルマンの相性で知られる中井さんは、無茶苦茶素敵な鉄道写真を撮る方。鉄ちゃんでイメージされるような硬質な迫力ある電車ではなく、時にノスタルジックに、時にファンタジックに鉄道とその周辺にある物語を写真に収める希有な写真家です。本当に素敵です。毎日一枚電車写真をアップしてくれる彼のBlogを見れば、その世界観は一目瞭然。ぜひに、ぜひに見ていただきたい!
レイルマン中井の1日1鉄! powered by ココログ

それにしても本当に良い展示だった〜! とにかく老若男女のさまざまな笑顔の写真が収められてて、彼らが語った夢についての文章が添えられる。「建築家になりたい」「今のバンドを一生続けたい」「世界中を旅したい」「競馬で食べていきたい」などなど、エールを送りたくなるものもあれば、思わず苦笑してしまうもの、ほのぼのしちゃうもの、いろいろ。見ているだけでなんだか楽しくなってしまうのである。この笑顔を引き出す中井さんがまたすごい。オーストラリア人の双子ってのがまたインパクトあったな〜!

そして、合間に挟まれる中井さんの文章もまた素敵なのです。夢を聞いた感想もあれば、鉄道が持っている力やストーリーへの言及も。「ずっと鉄道を撮り続けてきて、あと少し足りないと思っていたピースは、鈍行列車の車内にありました」って素敵過ぎない? 地方の鈍行列車となると乗客は、通学中の学生や、地元のおじちゃんおばちゃんなんてのも多い。鉄のレールの上を走る、車輪のついたでっかい鉄の箱は、ただの無機物なんかじゃなくて、人を乗せていた。夢を乗せていた。物語を乗せていた。「哀しい顔や怒った顔はつながらないけど、笑顔はつながっていく」ってほんとそう思うよ。実際には、車内でいきなり声をかけるわけで、写真を撮らせてくれるおは5人に1人くらいだったそう。断られ続けて心が折れそうになったこともあったそう。そんなエピソードがいっそう写真を輝かせているようにも思います。

写真の右っかわが中井さんご本人。今回の企画の写真集を買ったらサインいただきましたよ! ご挨拶させていただいたところ、とても温和な方でした。いやーこれは本当に多くの人に見てほしい素敵な展示です。なのに今月29日までしかやっていないのです!! ヒカリエよりもこっち、絶対こっちを見てほしい!

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# by april_hoop | 2012-04-24 00:00 | Trackback | Comments(0)
2012年 04月 23日
NBAプレーオフ予想
久しぶりに面白いゲームを見た!(NBA自体も久しぶりに見た) OKC@LAL。ウェストの2位と3位対決はプレーオフを占うにあたり注目だろうと。結果は、3Qで最大18点差までいきながら、LALが追いついて2OTの末に逆転勝ち。いやー凄かった。
NBA.com

最初の見せ場は、メッタ・ワールドピースwの退場ね。ファストブレイクからのダンクは素晴らしかったけど、アドレナリン出過ぎてハーデンにエルボー。あれ、わざとっつーより、興奮し過ぎて肘振り回しちゃったら、もろに入っちゃった、って感じに見えたけれど。もしくは接触したハーデンを振り払おうとしたのか。なんにせよメッタ君の大暴れは楽しくなっちゃったよ。ハーデンとOKCには受難すぎるけど。ハーデンはグレートクラスのプレーヤー。今年はベンチで16PPG(FG49%、3PT39%も素敵!)。それにオシャレなパス出すんだよな、こいつはさ。今もっとも好きな選手のひとり。6thマン賞は堅いよね?(対抗いたっけ?) そういえばバイナムが終盤出て来なかったけど、あれは作戦?

さて。とにかく4Q以降のコービーのスパークたるや。ブレイクの3Pに大いに救われたけど、そこからひっくり返して勝ち切ったのはコービーの力。とんでもないタフショットを次々に沈め、入り始めたからって昔ほどひとりよがらずに状況を見てパスも出す。ああなると手が付けられないけど、Wチームする勇気をOKCには持ってほしかったように思うわ。そしてKDがグレートプレイヤーからグレイテストになるかどうかは、ラストショットを決められるかどうかだろうな。4Qのラストプレイ、安易にステップバックの3Pは同意できなかったなー。普段それを決めちゃってるのはわかるけど。

さて、こうなるとプレーオフがどうなることやら。OKCにLALはやはり手強いと思わせるには十分の結果。順当に行くとセミファイナルで当たる両チーム。ホームコートアドバンテージを持ってるからって、OKCにとって最大の壁になるだろうなー。ここを抜けるようなら頂点まで行くことも考えられるね。西は4-5位のとこ以外はアップセットはなしと予想。SASは強いけれど、LALとOKCの勝った方がファイナルってことで。

東はローズが万全なCHIを応援したかったけれど、今の感じだとMIAが今年も勝つんじゃないかと。ただ、レブロンは落ち着いたけど、MIAがチームとしてさほど去年と変わっていないという印象なんだよなー。3位のINDは粒ぞろいのグッドチームだけど、ラストショットを誰が打つんだという話。グレンジャーにそこまでの信頼はまだおけないよ。ウェストはクラッチタイムも強いけれど、でも例えば3勝3敗のゲーム7でそれが出るタイプでもないように思う。あまり西に勝つイメージがわかないのですが、さてどうなることやら。

シーズンほとんど見れなかった分は、プレーオフ見まくって取り返すぜ!

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# by april_hoop | 2012-04-23 00:00 | 体育 | Trackback | Comments(0)
2012年 04月 22日
その創作は神の領域だ
予告通りに行って来たぜよ。草間彌生の『永遠の永遠の永遠』@埼玉県立近代美術館。初めて降りた北浦和の地。「愛はとこしえ」シリーズの絵画、2009年から今も描き続けられている「わが永遠の魂」シリーズの連作絵画、さらに新作ポートレートにスカルプチュアが展示されてて、スペースは大きくないけど大満足の内容。しかも六本木でお会いしたヤヨイちゃんもいた! 吹き抜けにつるされててびっくりしたわw
草間彌生 永遠の永遠の永遠

80歳を超えてなお衰えない創作意欲。僕が持っていた草間さんのイメージとはまた違う大作絵画の連打にシビれました。赤、青、黄色、緑、ピンク、銀、金、黒、白…自由自在な色使いに、下書きなしで一気に描かれるというさまざまな水玉や線や目や犬や少女たち。タイトルはついているけど、もはや解釈や理解の余地はないように思う。子供のいたずら書きにも見えるかもしれないけど、少なくとも僕にはこれは描けないと思う。捉え方は無限だろう。ただ、草間さんの頭の中にはこんな世界が、イメージが、あったというだけのことで。

そもそもの創作の原点が、幻視や恐怖との戦いだったこと。当時から今も一貫して、死という最大の敵と戦ってるんじゃないかって思った。敵を倒すために絵筆をとり、ときに違うものにも手を伸ばしながらも芸術という盾でもって、畏れに打ち克とうとしていたのではないか。反戦も、平和を願う意志も、原点はそこにあるんじゃないかって思った。そして、こうも思う。死と戦っているのは、生きている全員そうなんじゃないかと。戦う術を探して日々生きているような気がするんだ。それは愛情かもしれない。芸術かもしれない。スポーツや、小説や映画や友情や波乗りや、人それぞれ違うだろうけど、死という恐怖に打ち克つための何かを探して日々生きているような気もする。生きる理由にはなり得ないだろうけど、生きる糧ってそういうことかもしれない。

そして、今の草間さんの作品は、その恐怖を乗り越えた先にあるように感じる。もはや恐怖は封じ込められ、ただただ死後も作品が残り、誰かを感動させられるように。そして願わくは、愛はとこしえであり、世界中が平和に満ちるように。自分以外の誰かの恐怖を乗り越えるためのヒントすら提示しているのではないかと思うと、それはもはや神の領域に近いとまで思ったよ。いや、アートのことはよくわからにんだけれどさ。

とにかく、なんだか希望がそっと訪れるような、素晴らしい展示でした。思わず図録も買ってしまったほどに。そして、オーディオガイドには、草間さんへのインタビューを抜粋した本人の肉声つき。詩の朗読や歌も入ってて500円でっせ! あと、1FでNHKのドキュメンタリー映像も流してた。これも貴重な姿だったな。てわけで、埼玉まで足を運ぶ価値あり! 5月20日まで!!(そのあと7/14〜11/4まで松本、11/10〜12/24まで新潟に行っちゃうよ!) あと、iPhoneアプリが2種出てた(無料カレンダーと、500円の図録)。それは↑の公式サイトのリンクから〜。


# by april_hoop | 2012-04-22 00:00 | 文化 | Trackback | Comments(0)
2012年 04月 21日
今年も阪神は弱そう。。
プロ野球開幕から4週間が経過して、今年の初観戦は、モバゲイスターズ! 行って来たよ横浜スタジアム〜。DeNAになったけど、目立った変化は感じず。外野フェンスの上部に文字が流れるスクリーンができてて応援メッセージが流れてたことと、ほぼ毎イニング、横浜ファン向けのプチイベント行ってたくらいかな。あと横浜の応援歌で、「よーこはまベイスターズ♪って歌詞が「ディーエヌエー ベイスターズ♪」に変わってた。なんてことはさておき、3-4の逆転負け。なんか5位対6位みたいな凡戦だったのぉ。

先発のスタンリッジ、3回までノーヒットピッチングしながらも4回に4連打+マートンの後逸で3失点。スタンリッジ、まとまりはあるけどそろそろ通用しなくなってきている感がするよね。去年終盤あたりから。で、打つ方がほんと元気ない。先制したのはいいけどつながりが悪いというか、6番まではいいとして、7、8番がやっぱよくないよなぁ。キャッチャーはしょうがないにしても、金本、やはり限界なんじゃないだろうか。ヒット1本出たけれど、毎試合終盤に守備固めと代走が出るというのは、選手をひとり無駄遣いしているように感じるのですけれど。

和田監督、選手起用に関しては、理にかなったまっとうな采配していると思います。マートンは4番じゃないかって思うけど、そうすると新井、ブラゼルが死ぬと考えてるんだろうな。多分、ピッチャーの怖さでいうと、新井<ブラゼル<マートンだと思うんだよね。なので、新井は一発のあるブラゼルが後ろにいることで勝負されやすくなる。ブラゼルは、後ろに確実性のあるマートンがいるからストライクゾーンで勝負してもらえる。そんな意図が見え隠れします。でも5回無死2塁で進塁打を打てない新井にがっかりしたぜ(敗因1)。

そして作戦には余裕がないな〜と。6回無死2塁で前の打席タイムリーの岡崎にバントで代打城島。犠牲フライでも同点というシチュエーションは作ったけど、最下位相手に3イニング残して代打までつぎ込んで同点狙いというのはちょっとなー。バントでアウトひとつ献上して、小林を開き直らせてしまったようにも思うよ。もちろん城島が内野フライという最悪の結果だったから言うんだけどさ(敗因2)。最終回で一打同点まで行ってブラゼル逆転ホームラン待機したけど一ゴロで終了〜。勝ってたうちは晴れ間もあって温かかったけど、終わった頃にはすっかり曇ってお寒かったことこのうえなし。やれやれ。

今年も投高打低な立ち上がり。セリーグはどこも決め手に欠けるので混戦になるんじゃないかな〜。当面は5割キープ狙いってところでしょうか。てかここ数年、若い力が全然伸びてこないな。伊藤よ、早く出てきてくれ!


# by april_hoop | 2012-04-21 00:00 | 体育 | Trackback | Comments(0)
2012年 04月 20日
ロングセラーの強さを感じた
会社でmeijiのお菓子「Dorea」を食べました。ちょっと変わったというか、新感覚の商品つーのでしょうか。生クリームを生チョコでくるんで急速冷凍したとかで、そのまま食べるとアイス。冷蔵庫で30分解凍するとしっとり、90分解凍するとふんわり生チョコ状態になるんだそう。ということで好みに合わせていろんな食感を楽しめるというこだわり。
Dorea(ドレア)|株式会社 明治

美味しかったですよ。時間かけずにすぐ食べたので、普通にチョコ&クリームアイス的な感じで。わりと大きいのでボリューム感もあり。チョコはけっこう濃厚なので、人によっては多過ぎるくらいかもしれません。でも、スプーン的なものはついていないので、素手でいくと表面のココアパウダーを喰らって手が汚れます。しかし、これをわざわざ冷蔵庫で解凍時間かけて食べる人が現代社会でどれくらいいるんだろうなー。

なんかね、チョコアイスとしてなら、やっぱピノがいいわ。サイズもちょうどいいし、一人で食べるにも人とシェアするにもいい。爪楊枝的なものもついてたよね、あれって。もしくは、同じくらいの大きさなら雪見だいふくか。あれも小さいナイフ的なものが付属してたよね。アイスとしてはこの人たちに劣ることはないとしても勝ってもいないよなーと思う。もちろん、生チョコ&生クリームとしての楽しみを前に押し出すべきだろうから、本当は解凍して食べてほしいんだろうなー。

そう思うと、ロングセラーてのは本当に強いんだろうな、と思う。長く売れるだけの理由=品質があるうえに、人々の意識に刷り込まれきっているブランド力。いろんなものがすでに開発され尽くした感のあるこの時代に新商品を当てるのって本当に本当に難しそう。新しいものを供給し続けないといけないメーカーの辛さをなんか勝手に感じてしまった。テレビとかもそうだもんね。

機能だけでは市場で勝てないことを実感する今日この頃。森田芳光監督は「これからは趣味の時代」って言ってたけど、消費社会の明日はどっちなんでしょうね。


# by april_hoop | 2012-04-20 00:00 | 閑話 | Trackback | Comments(0)
2012年 04月 19日
おもはらー!
ミーでハーな僕なので、早速「おもはら」してきましたよ。正式名称は「東急プラザ 表参道原宿」。オープン2日目の18時、日本未上陸だった最後の(?)ファストファッションであるアメリカンイーグルには行列していたけど、建物の中には普通に入れたお。人はいたけどね。
東急プラザ 表参道原宿:東急不動産
↑なんか公式サイトが見つからないんですけど

レディースのアパレルが多かったのであんま興味惹かれるところはなく、男子にゆかりありそうなのは、5FのTOKYO'S TOKYOの2号店。ここは羽田空港のとは全然コンセプト違くて、アニメとマンガがテーマ。コミックスやら関連グッズやらなんやかや。壁はマンガの吹き出しが描かれてたりね。でもやっぱあんま興味ないや。HANDSの新ラインみたいなのも入っていたよ。ハンズ的な便利道具たち、じゃなくて装飾性の強い女子ウケ雑貨系かな。ちょっとしたプレゼント探しとかそういうのに使えるかもー。iPhoneアクセのショップも賑わってたけど、全然興味もてないわ。オレのiPhone、すっぴんだしね。カバー高すぎるんだよ。1000円以下にしてくれ。誰かオレにプレゼントしてくれ。

6Fはスタバ&テラス。「天空のスターバックス」と銘打たれたこちら、店舗デザイン自体は普通な感じだけど、やっぱ特筆点はテラスね。中央が特大円卓みたいになって、植物が植えられて、身を乗り出せば表参道とか明治通りが眼下に見えてなかなかのナイスビュー。もう少しグリーンが育ったら森っぽくなるんじゃないかなー。おそらく今後混み合うと思うけど、使えるスポット。でも今日の段階では普通に席取れたから、いまどき平日はなかなか6Fまであがってこないのかしらん。ちなみに7Fはbills。ついに海のないエリアに出店してきましたか。中は見てませんがここもテラスあり。3Fだかの小さいカフェにもテラスあり。

ま、なんにせよ銀座のユニクロ、ギャルソンに続いてここがオープン。来週にはヒカリエもオープン。去年はルミネ&阪急で有楽町も盛況だったし、代官山も蔦屋以降元気。リーマンショック後の停滞があって都会でぼんぼんお店が閉じまくってビビってたところに、昨年の震災までかぶさってきてどうなることかと思ったけど、とりあえずはそこを乗り越えて(空元気だとしても)、街に勢いが出てきたように感じるこの頃の東京。来月はついにスカイツリーも開業しちゃうしねー。もちろん商業的な限られた側面であって生活する人々が潤うわけじゃないけど、やっぱりニュースがあってそれに引っ張られて人が行動すると元気が出ます。本質的豊かさとは違うかもしれないけれど、こういう流れを作ってくれるところがあるのは嬉しいし、楽しい。みんながみんな田舎で自給自足ってわけにもいかないし、沖縄に引っ越すわけにもいかないしね。

生活エリアじゃないから普段使いってことでもないけど、6Fにはちょくちょく遊びにきたいな。てか今時この実直な名前珍しいね。やたらとカタカナ3文字とかが目立つ時代だけに新鮮~。「おもはら」って響きは好きよ。ところで。ここが出来る前がGapだったことは憶えているけどその前ってなんだったっけ? こういうのってすぐに忘れ去られるよなぁと思って時の流れの儚さも少し思い出してみたりね。


# by april_hoop | 2012-04-19 00:00 | 閑話 | Trackback | Comments(0)
2012年 04月 18日
ニッポン捨てたもんじゃないぜ
マガハから新しい雑誌が出てる〜。隔月の定期刊行で『YUCARI』とな。"えんもゆかりも"のユカリ。日本に生まれて良かった、と思うようなモノ・コトを紹介していくそうで、記念すべき1号目はズバリ「サクラ」! もう東京のさくらの見頃は過ぎだけど、この本が出た3月下旬はサクラにぴったりのタイミングだったね。
マガジンワールド | 書籍 & MOOK | YUCARI Vol.01

日本各地の桜の名所から、桜の木を守り続ける市井の人々、桜にまつわるあれやこれやどれやを一冊にまとめたナイスな本。日本のいいところを見直すというようなコンセプトからすると、かなりしっとり真面目な雰囲気かと思いきや、どうしてどうしてすげー読みやすい本。世界観はしっかり統一されているけど、全然お堅くなく、とても気軽に握手ができる感じ。さらにそこにユーモアが乗っかってて、読んで楽しく、ためになる、という素晴らしい練り込み。

こないだ東京は桜が多いって言ったけど、東京だけじゃなかったね。日本中にむちゃくちゃあるな。やはりこれだけあると、日本人のDNAに刻まれて行くのも当たり前だ。そして春が来ると一斉に花を咲かせ、わずか一週間程度でちっていくその儚さ。四季の豊かさと口にするのは簡単だけど、それ以上に死生観とすら読み取れちゃいそうなほどに、見事に咲くよな〜、サクラ。つい見上げ、立ち止まり、パチリってしたくなるのが日本人の正しい行動だな、うん。

桜に限らず、日本にはこういうよい文化、たくさんあるんだよね。効率化社会は、そういうのを置き去りにしてきたろうから、絶滅危惧種みたいになってしまっているものも多いと思う。それに小さな光をあててくれるこの本、果たして自分とは無関係な話だと思うだろうか? 袖摺合うもの他生の縁。きっとなにがしかのゆかりがあるんじゃないかと思いますわ。これを見て、弘前に桜を観に行きたいって思った人は多いはず。実際にGWに観に行っちゃう人だってけっこういるだろう。なんだ、ユカリってつまりはセレンディピティなんじゃないかって思えてきたぞ。どんな偶然も、小さな出会いも、やがてどこかで結実するもの。そう思うと、1年のわずかしか姿を見せない桜の花に、さらなる意味を感じちゃうな〜。

次号のテーマは「和菓子」だそうです。これまたいろんなネタ仕込んでるんだろうなー。楽しみ。

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# by april_hoop | 2012-04-18 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(0)


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