IE9ピン留め
2012年 02月 01日
もう一度東北へ
確かトーキョー カルチャートで見つけたこのフリーペーパー『石巻VOICE』のVLO.1号「FUTURE」。その前に0号があるようなので実質2号目を読んだ。もともと石巻に暮らし、震災後、石巻のために立ち上がっている人たちの声。
ISHINOMAKI 2.0 | 石巻2.0

2.0という言葉は一過性だったけど、被災後の石巻に今こそこの双方向性が求められているという考えらしい。被災者とそうでない人、地元の人と東京の人、国や政府と住人。一方的に与えられたものを受け取るだけでもなく、ただただ被災地の現実を訴えるだけでもなく、それらをふるいにかけたりせずに有機的につなげ、活かしていくという発想がベースになっていると感じた。

誌面からはとても前向きな言葉が聞こえる。石巻という街を、震災前に再現するのではなく、震災があったからこそできる新しい形を生み出そうという意欲。そしてそれは遠く離れた夢物語じゃなくて、実際にそこに暮らす人が地に足をつけて動いている形だから説得力がある。でももちろん、現実は簡単じゃないんだろうことは誌面からもにおう。全員が同じ方向を向けているわけじゃないし、お金にしろ人にしろ現実的ハードルも多いに違いない。でも、少なくともこういうフリーペーパーが1冊できてて、それを東京に住むオレが見て、心が動いたりしている、その事実がすごく大事なことなんだろうと思う。アクションすること。そしてそれに対する結果があること。そこからまた次のアクションにつながること。

春から夏にかけてあんなにムキになって東北東北と言っていたボクだけど、近頃はすっかりトーンダウンしてしまっている。今思えば、なにもできないわけじゃない、そんなはずはないだろう、と思いたくて動いていたんだけどな。最近は、遠方からの単発的ボランティア受け付けはもうあまり受けていないと思っていたけれど、あまり調べていないし実際の状況はどうなんだろう。直接的なボランティアとかではないとしても、もう一度改めて東北を訪ねたいという気持ちが、これを読んで強まったわ。ボクが石巻を訪ねてからも8ヶ月が過ぎている。今、石巻はどうなっているんだろう。

そんなことを考えたら、ちょうどまた3331での写真洗浄ボランティアの案内が来たので、申し込みました。興味ある方はぜひご一緒しましょう。
被災地写真洗浄ボランティア参加申込フォーム | 富士フイルム

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# by april_hoop | 2012-02-01 00:00 | 閑話 | Trackback | Comments(0)
2012年 01月 31日
まっこと純粋野蛮なアイドル写真
今いちばん勢いある写真家のひとり、川島小鳥さん。去年、写真集『未来ちゃん』が各方面で大絶賛された彼の写真展「RUN RUN まこと」を見てきましたよん@キャノンギャラリー銀座。いやー今回もトバしてるわ〜。
キヤノン:キヤノンギャラリー|川島 小鳥 写真展:RUN RUN まこと

今、女の子撮らせたらピカイチなんじゃないすかね。純粋性と野性ってニアリーイコールつーか似て非なるもんなんだなーって、なんか思うのです。純真な邪心というか、無邪気な確信犯というか。それって、そのまんま小女性と言えるような気がする。矛盾している素直さというか、人間欲求のまま行きたら多分矛盾だらけだと思うんだけど、そんな感じ。ポージングがやったらテンション高いわけ。飛んだり、変なところ座ったり、寝転んだり、ブリッジもするし、しゃがみこむし。

ポストカード画像にあるような「いーっ」のポーズって、これだってやっぱり演出だと思うんだけど、だけど作為的過ぎるかっていうとそんなことなくて。それは多分、演ってるほうがなんか純粋というか、眠ってる子供心を引き出されているというか、普通に楽しそうなんだよな。やらされてる感が全然ない。やらされているはずなのに。それが小鳥さんの力なんだろうなーって思う。彼の前だとそれが当たり前になってしまうんじゃないだろうか。確実に何かを外されているような気がする。そのあたりは被写体の人に聞いてみたい。いったいどんな気分で撮られているのかを。

未来ちゃんは、まんま子供だったから彼女の持ってるエナジーと小鳥さんのオーラが完全にシンクロしてたと思うし、でも誰もが心の中に未来ちゃんなエッセンスを持っているから、それをうまく引き出すとこんなふうにRUN RUNになるんじゃなかろうか。『BABY BABY』だってそうだったものね。

ちなみに被写体のまことさんは、奥仲麻琴ちゃんというアイドルグループ「ぱすぽ☆」のメンバー。アイドル写真集らしく水着とかコスっぽい格好もありながら、その中身はアイドル写真集っぽくはなく、でもちゃんとエロさや萌えも入っていてすごいなー。ファンも納得だろうこれは。スタイリストもけっこうイカした衣装着せてると思いました。いやはや、総じてヤバかったぜ。

展示は残念ながら明日2/1で終って全国に巡回しちゃうけど、同タイトルの写真集でこの世界が拝めちゃいます。
奥仲麻琴写真集/「RUN RUN まこと」|川島 小鳥|タレント・映画写真集|BOOKNAVI|集英社

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# by april_hoop | 2012-01-31 00:00 | 文化 | Trackback | Comments(0)
2012年 01月 30日
感想_最高の人生の終わり方(二話、三話)
第二話。葬儀屋をついだ真人のもとに警察の依頼で身元不明の死体が預けられた。彼はストリートミュージシャンの女性を守ろうとして、暴漢に教われ命を落としたのだった。彼は何者で、彼の人生はどこにあったのか。少しでもそれに触れようと、真人は優樹とともに調査を始める。
木曜ドラマ9『最高の人生の終り方~エンディングプランナー~』 | TBSテレビ

やっぱり人の死を扱った物語は哀しいな。誰にでも、誰の人生にも、物語がある。それは生死関係ないのだけど、死者を前提に話を進めるのはつらいな。身元不明の男には過酷な背景とだからこそ持っていた一筋の希望があった。話としては実に単純で、よくある話過ぎるしあっという間に謎が解決してしまったけど、あまり物語を重くしすぎないための計らいと考えればいいか。いい話ではあるんだけど、やっぱ寂しいね。せっかくの美談も、もうその主人公がいないわけだからね。

てわけでドラマとしてはまだまだ助走か。兄弟たちの物語は予告で匂わされましたが、果たしてそれが全体テーマとどうリンクしてくのか。ちょっとこのままじゃ尻窄みしそうな気がしますわ。そういえば一部で話題の玉森くんがゲストだったねw

第三話。井原屋ご近所の花屋のお姑さんが、軽井沢で亡くなった。しかも同じ部屋にはホストがいて、一酸化炭素中毒で。残された嫁は、いつも姑といがみあっていたが、果たして真相は…。

びっくりするほど強引な展開〜!ってもちろんそれは前フリに過ぎないわけなんですが、ずいぶんざっくりした脚本だなしかし。構成上仕方ないのはわかるよ。死後を語るためには当然死が前提にはなるだろうけど、あまりに尊厳がない亡くなり方というか。。好意的に見てたはずだったけど冷めてきたな。姉妹喧嘩も酷いレベルなら、それぞれが抱えてるらしき事情もチープすぎやしないだろうか。反町兄ちゃんは死亡フラグ立ちました。最後はそこに向かって行くんだろうなー。

しかし話のクライマックスのバラ園の映像の迫力なさは愕然としたな…。

というかこのドラマ、死がなくてもすべて成立しうる話ばかりだわ。死にしかない絶対性、二度と取り戻せない時間、だからこそのどうしようもないほどの悔いとかあふれて止まらない思い出とか、そういうのがあるはずだと思うのだけど、全然ないな。いがみあう嫁姑だけど実は思いが通ってました、って今更まったく目新しくないうえに、それは姑さんを亡くさなくても200%語れる話だわな。

どうしよう、全然面白くないけど、それが連ドラのいいところでもある。ドラマ再会記念にもうちょい見続けます。

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# by april_hoop | 2012-01-30 00:00 | 映像 | Trackback | Comments(0)
2012年 01月 29日
感想_僕等がいた(10)(11)(12)
『僕等がいた』公式応援サイト ver.Winter
10巻。東京に行った矢野に何が起きたのか。東京での生活に慣れ、帰省資金を貯めようとバイトに明け暮れる矢野。クラスメイトの千見寺が矢野に急速に惹かれ始める中、北海道から山本が突然現れた。そして、矢野にはさらに過酷な運命が待ち受ける。

矢野が消えたことがわかってるうえで、すぐにこんな種明かしをするというのってどうなんだろう。漫画ってメディアに向いてないつーか、映像ならいざ知らずこういう時制の動かし方は効果的じゃないように思うわ。 しかもなんか、矢野に次から次へと逆風吹きまくりで、なんかかわいそうすぎるぜ。それから、山本ネタをここまで引っ張るというのもなんともなー。奈々への未練ならまだしも、山本が何を考えているのかを伏せたままこういう展開というのはどうもな。そもそも山本と矢野が寝たとして、その前後の状況は結局ボカされっぱなしだし、なんか納得いかんのよね。千見寺ちゃんは魅力的だけど。

11巻。矢野が高橋に会いに行こうとした日、矢野の母が命を絶った。みずからを責める矢野。そして彼は消えた。そして現在、偶然の導きにより同じ出版社で働く高橋と千見寺だったが、千見寺は取材先で矢野を見つける。その頃、高橋を支え続けた竹内はプロポーズすることを決めていた。

ますますディテールのゆるさが気になる展開。やっぱりキャラクターをきちんと立てないままに急展開を続けたツケだと思います。高橋ってさ、出版社を志望するようなキャラだったとは思えません。竹内と高橋はいったいどういう付き合いをしているんだろう。ヤったの、ヤってないの? 漫画だからファンタジーでもいいの。竹内君が4年も5年も高橋の手も握らないまま付き合っていたとしてもいいの。でも、なぜそうなるのかのディテールをきちんと描いてほしいの。竹内と高橋はそういう人間なんだ、って読者を説得してほしいの。そこにリアリティをもたせてくれないと、ファンタジーが輝かないのだよ。だから、多用されるモノローグでどんだけ思わせぶりなこといってもちっとも響きやしませんぜ。

12巻。矢野の居場所がわかっても、高橋は会いに行こうとはしない。矢野が会いに来ない以上、矢野の決めたことを尊重したいから。しかし、矢野は山本と同じ部屋に暮らしていた。ふたりに、なにが起きたのか。

性懲りもなく、まだ出てくるかね、山本。しかもいまさら色々肉付けされて。なんつーか、山本に全然興味持てないんですけど。なんかね、作者が山本に肩入れしすぎているように思うわ。"誰かに愛されて必要とされたい"と願う気持ちってのは、本来感情移入させやすくて、山本はもっと人気出てもいいキャラのはずだけど、今までないがしろにしすぎてるから全然ぐっとこないぜ。だいたいメイクで顔変わり過ぎだよ。別人過ぎるよ。

後編にきて、話があっちこっち振れすぎて、まとまりないように感じる。主人公であるはずの高橋がこの3巻、ほとんど置き去りだし。周辺キャラを描くのは大事だけど、主人公不在のままというか軸が見えないままだからなー。このいろんな寄り道が回収される気がしないわ。これ、映画はよほど脚色しないとまとまらない気がします。

なんか誰も幸せにならない中途半端な結末になりそうでやだわ。高橋は矢野と、竹内は千見寺と、素直にくっつけばいいじゃん。山本は海外にでも行っておいでよ。それがみんなが望む結末だよ。


# by april_hoop | 2012-01-29 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(0)
2012年 01月 28日
ドナルドダックに仮装する方法
友人の結婚パーティ、「ドナルドダックやって」と頼まれたのでやりました。自分で満足できる仮装ができたので、メソッドを記します。なにかのときに参考にしていただければ幸いです。

使ったもの/黄パーカ(私物)、青ロンT(ユニクロ1000円)、パーティ用リボン(ドンキ980円)、ニーハイソックス(ドンキ358円)、白風船(20個入りドンキ200円ちょっと)、洗濯ネット(ダイソー210円)、画用紙、紙皿、作業用白手袋、黄と青のビニールテープ、防塵マスク、黄色スリッパ(すべてダイソー各100円)

1、青いロンTに黄色ビニールテープでセーラー服風のラインを入れる。リボンつける。手袋つける。トップスの完成。
2、洗濯ネットに足を通す穴をあける。タイツはく。スリッパに画用紙で作った型をはりビニールテープぐるぐる巻いて足ひれに。ネットの中にボリューム出しの風船を入れる。ボトムスの完成。
3、紙皿を二つ折りにしてビニールテープぐるぐる巻いてくちばしに。それを防塵マスクに合体して装着。目は画用紙とマジックで作り、パーカーのフードに貼付ける。顔の完成。
4、紙皿を2枚用意。1枚の上に、小さく切った1枚をふたにするようにかぶせて青ビニールテープぐるぐる巻きし、帽子型に。画用紙で黒いリボンのようなものを作り付けて、パーカーのフードに貼る。頭も完成。これでドナルドダックになれました。

夏にギズモになり損ねた反省が多いに活かされました。まずは画像検索して、ドナルドの絵コンテを描き、必要なパーツをリストアップ。それぞれ何を使えば作れるかを検討。いちばん大事なのはクチバシとケツ周りだろうと考えました。顔周りは、既成の着ぐるみがフード仕様だったのでパーカを使えばいいだろうと判断。白パーカが手持ちになく、買うとコストかかるので、黄色パーカで代用しました。

大活躍したのはダイソー。紙皿を見た瞬間、これはくちばしにできると確信。ついでに水兵帽にもできると判断。最初は塗装するつもりだったけど、ビニールテープの艶感がくちばしにぴったりだったので、テープ貼りで対応することに。ケツ周りはゴミ袋かサンタの袋みたいなやつでと思ってたが、ドラム型の洗濯ネットを見つけて大興奮。ちょっと小さいかもしれないと思ったが丁度良いサイズだった。最終的にボリュームを出すために風船を中に入れた(前後に1つずつしか入れられず、小さい風船をたくさん入れればよかった。次回検討したい)。リボンも手作りしようと思ったけど、ここはホンモノのほうがバランスいいような気がしたので奮発した。

そんなこんなで、他にミッキー、バズ・ライトイヤー、Mr.インクレディブル一家、モンスターズインクのサリー、アラジンのジーニーが登場して即席エレクトリカルパレードが完成。すっかりこっちが楽しんじゃったけど、よい結婚パーティでした。うちらの前座はともかく、九州新幹線をオマージュした動画は最高だったな。

すっかり最後になっちゃったけど、新郎新婦とも、末永くお幸せに。


# by april_hoop | 2012-01-28 00:00 | 私事 | Trackback | Comments(0)
2012年 01月 27日
男女8人韓国物語_07
ついに最終日。しかし、フライトは8時40分、すなわち今日は何も出来ない。どころか、超早起きじゃんかー。6時半ソウル発の電車に乗るために6時チェックアウト、のための5時半起床。1時間半しか寝られんかった…。くそ眠い。あ、最近旅ランを楽しんでいるボクですが、韓国は寒過ぎるのでやめときました。ラングッズがないと荷物が少なくすむな。

電車ギリギリで駆け込んで無事にチェックイン完了。空港内レストランで最後の食事となる朝食をいただく。牛のコムタンスープをオーダー。したら出て来ない。なかなか出て来ない。もう搭乗時間になろうというのに出て来ない。やっと出てきて猛ダッシュで食べた頃にはフライト時刻3分前。キャー。急いで搭乗口に向かうがまさかの(いや、知ってた)サテライト。先に向かってた部隊に電話する。「荷物だけ乗せてもう出発しちゃうって言ってるよー」っておい、なんとか引き延ばして留めといてくれー。

サテライト行きのモノレール降りたらスタッフが待ち構えてて、一緒に走ってくれた。かなり本気のダッシュで、定刻5分遅れで搭乗。ぜーはー。無事に乗れてよかったよ。今まで搭乗時刻に間に合わないのってなんなの?って思てったけど、ごはんが出て来ないからなんだね、うん。いやー帰れなかったらどうなっていたんだろう。くわばらくわばら。人数多いと甘えが出てこういう管理がルーズになっちゃうな。

ということで、こんなに同行人数多くて、こんなに睡眠の少ない海外旅行は初めてだったな。弾丸だったけど楽しかったよ。そしてオレにとっては重要だった初めて母国の地を踏んだということ。わかってはいたけれど、まったくなんの感慨もなく、ごくごく普通の観光でした。まあ、観光地しか行ってないしそりゃそうだわな。韓国語も特に勉強しなかったから言葉も通じなかったし。

旅費はトータルで5万円弱というところ。もう少し安く行けたような気もするけど、まあこんなもんか。思ってた以上に楽しかったし、今度は家族とでもまた来たいっすわ。ありがとう、オレのルーツ。自分探しは別の場所ですることにするよ。


# by april_hoop | 2012-01-27 00:00 | 旅情 | Trackback | Comments(0)
2012年 01月 26日
男女8人韓国物語_06
なんだかんだ30分ちょっとで無事にカジノへ戻り、ようやくその地を踏めたよ。ただし、Hマッサージ運転手は1万2000ウォンくらい取り、戻るとき捕まえた流しは6000ちょいだったよ。あの野郎遠回りしてやがったな!

さて、仲間はみなそれぞれに楽しんでいる模様。ブラックジャックのテーブルを眺めると、女性陣が好調で稼いでたけど、クールビューティディーラーにチェンジしたら飲まれ始めた。スロットのほうはいまいちルールがよくわからず、ちょっとだけやってみたらすぐ飲まれた。お次はルーレット。適当にかける以外ないわけだけど、1回だけ17倍をあてて嬉しかったわー。最終的にそれも全部なくなるわけだけど。隣のカナダ人ニックの言うところ、カナダではルーレットで当たったときは、betしたコインをあえて動かさないで次の回に望むんだって。ゲンかつぎのようなものですかね。へ〜。

手札3枚でやってるポーカーはルールがよくわかんなかった。さいころの目を当てるゲームは見てたらなんとなくルールわかったけど、これならルーレットやっても同じかなーって思った。で、誰でも入れるVIPルームに行くと、ワルそうな人たちがゲームを楽しんでいる。なんかも、欲望が目に見えて渦巻いてておもろいな。ブラックジャックだったが、ポーカーだったか忘れたけど配られたカードを、超スローモーションでめくるあの姿はヤバすぎでしょ。配られた時点ですでに(いやもっと前から)運命は決まっているのに、あの執着心。でもそれが賭けを楽しむってことなのかもなー。

とまあ一通り眺めて、さてどうしようかと。カジノに行くって聞いてなかったからそのための予算なんて持ってなくて、キャッシングをするとしてどうしたもんかな、と。なんか、ルーレットとかスロットとか、自分の力量というか判断がなんの影響も及ぼさないものはどうも気が進まない。となると唯一基本ルールがわかるのはブラックジャックくらい。がしかし、席があかないのだよ。ミニマムbet10000ウォンのテーブルにつきたいのだけど大盛況。さっきまで20000ウォンからのテーブルがあったはずなのにそれは終っちゃって、50000ウォンからのテーブルしか空いてない。さすがにそれは素人にはリスキーすぎる〜、とか思っている間に時間ばかりが流れてしまって。

もじもじしている間に、3時を過ぎてさすがにみんな疲れてきたのでお開きに。あー、旅先にきてカジノではじけられなかった自分の器の小ささよ。こんなところで多少お金すってでも経験すべきことがあったような、なかったような。残念は残念だったけど、雰囲気は十分味わえたし、ま、次にマカオでも行ったら改めてチャレンジしてみることにするよー。

ちなみにカジノ内は撮影禁止でした。当たり前か。


# by april_hoop | 2012-01-26 00:00 | 旅情 | Trackback | Comments(0)
2012年 01月 25日
男女8人韓国物語_05
ますます冷え込んできた韓国の旧正月の大晦日(この表現おかしいかしら)。明日の最低気温はマイナス12℃だそうだ。たまらず今までの装備にニットをプラスし、タイツは二重にし、キャップをニット帽にかぶり変えた。体はこれで寒くないのだけど、表出している顔がとにかく冷たいな。寒い寒いと聞いてたけどこれほどまでだったとは。念のため着るものいっぱい持ってきておいてよかったー。

最後の晩餐つーことで、選んだのはカムジャタンが有名なお店。念のためホテルの人に電話してもらったら営業してたので一安心。予約もしておいて、って頼んだら「今日は大丈夫ですから」だって。で、駅村というけっこう外れた場所まで地下鉄で向かう。確かに駅を出てもなんもないわ。寒過ぎて小走りで移動して到着。これは情報なしでは絶対入れないわ。外から中見えないし。がしかし、すっごい美味しかったのだよー! カムジャタン2つ頼んで、アツアツでホクホクでほどよく辛くって。ジャガイモおかわりして、〆にゴハンをチョイス。これが最強に美味かったの。カムジャタンのスープの絡みにキムチと韓国海苔が絶妙にマッチして、この旅のベストフードはこれに決定。お酒もたっぷり飲んでほろ酔いだぜー。そして一番良かったのはオモニの愛想がよかったこと。基本的にこれまで行ったところ、どこも接客に愛想がなかったけどここは別だったわ。一緒に記念写真も撮ったし。

てことで旅の最後を彩るのは、カジノ! ソウルのヒルトンホテル内にあるカジノまでタークシーとーばしてーよ♪(by相対性理論)な感じで到着。酔いもまだ覚めてない。初カジノだな〜。『深夜特急』を思い出したりして、入口でパスポート提示。「外国人登録証を見せてください」。え?「外国人登録証を見せてください」え、なんで?「ルールですから」は、持ってきてないというか、スーツケースに入ってるよ。外国でそんなもん持ち歩かないよなくしたら困るじゃん。「では入れませんので」。嘘でしょ、ふざけんなコノヤロー、なんだおめー、そんなこといって同胞を差別すんのかよ! と腹立ってしょうがなかったけど、一緒にいたみんなが優しくてホテルに取りに帰りました。ひとり後輩君が一緒に来てくれました。優しさがありがたかったのと、腹立たしさがないまぜになって泣きそうでした。

結論は、このカジノ、外国人にしか開かれていないんだって。だから韓国パスポートを出したオレは、現在韓国在住じゃないことを示す必要があったということ。そんなことがあるなんて夢にも思わなかったよ。韓国以外のカジノだったらこんなこともなかったのかと思うと不思議な話よね。ヤレヤレ。で、タクシーでホテル向かったんだけど、運転手が「お客さん、Hマッサージどう? 日本人はみんなカジノ行ってその後にHマッサージ行くよ。帰りもボクが送るよ」みたいな勧誘をしてくる。腹立ってるところにそんなオファーいりませんから。


# by april_hoop | 2012-01-25 00:00 | 旅情 | Trackback | Comments(0)
2012年 01月 24日
男女8人韓国物語_04
さて、今日のランチは、焼肉の野菜巻きみたいなのが知られているというお店へ。江南エリアだったけど、具体的地名店名は覚えてません。入店するや否やあっという間に付き出し的ななにかが出てきて、さらに光の早さで注文した(というかそれ一択だった?)ものが出て来る。あれよあれよという間に鉄板的なものがセットされ(写真)、解凍され切ってない肉が出てきて、野菜盛り合わせがセットされ、その他の付け合わせみたいなものがもりもり登場。所要時間1分半くらいw

でもこれ美味しかったわー! しっかりタレに浸けた肉を焼いて、ごはんと一緒にいろんな野菜で巻きまくり。サンチュ、エゴマ、チンゲンサイ、その他、野菜に疎いオレには名前もわからないけどいろんなのを巻いて巻いて巻いてもぐもぐ。んまー! マッコリも頂いて昼から気分よし。日本人観光客もいたけどローカルの人もいっぱいいたから、けっこう人気店なんだろうな。そしてこれもまた安価で嬉しい。すっかり満たされて、お散歩へ。ローカルな商店街を抜けて行く。店頭に豚の頭がドカンと置いてあったりする。旧正月ムードなのか、それともこれが日常なのか、いまいち判然としない。どっちにしても、お店はほとんど普通に開いていた印象。観光地ならともかく、そうでもない場所でもこうだからね。

しっかしクソ寒くて、長いこと歩いてられずにカフェへイン。そう、ソウルはカフェ多いねー。スタバを始めとしたチェーン系も多かったし、それ以外の個人経営っぽいこだわり系の洒落たカフェも多くて、東京以上にレベル高いかも。韓国ってあんまり一人ごはん文化がないと聞くから、一人需要をカフェで満たすってことなのかもしれないな。とか思いながら気を取り直してまた歩き始める。せっかく暖をとっても外でて5秒で瞬間冷却される感じ。次の目的地はマッサージ屋だったけど、ついにここでこの旅初めての休業にあたったわー。残念すぎ。そういっても仕方ないのでさらに移動。通りがかった駅で、美容整形の広告だらけのところにあたる。さすが韓国。こういうのが普通にあるんだな。そうすると、あの子もこの子もやっぱりプチ整形してるんだろうか…?

新沙という駅から少し歩いて、カロスキルという通りへ。ここ、表参道的な通りらしく、確かにアパレルのお店や雑貨店とかが並んでてハイセンス。その中にひとつ鏡屋さんがあって、何のつもりもなかったけどトイレを貸してくれるわ、コーヒーを入れようか?とか聞いてくるわ、ものすごい親切だった。何も買わない冷やかしの(というかトイレを借りたかっただけ)日本人にこんなに親切にしてどうする気なんだ!? さて、そんなハイセンスなエリアだったけど、ここでもあんまりおしゃれな人見なかったなー。少女時代みたいな人がいっぱいいるのかと思ったけど、全然そんなことなくて、台湾人とかとファッションセンス似ている気がする。

そろそろお土産のことを考えなくちゃと思い始め、本当はソウル駅にあるロッテマートっていう大型スーパーに行こうとしたけど、なんか面倒くさくなっていたら、あ、なんかお菓子問屋みたいなところがあるー、と思って入ったら輸入菓子屋で、韓国のお菓子はないかわり、日本のお菓子がやたらあったわ。お店の人にスーパーないの?(スーパーマーケットらしいものはついぞ見かけなかったな)って聞いたら現代百貨店を教えてくれた。デパ地下を覗いたら成城石井みたいな感じでよかったよ。おみやげにお菓子と、海苔と、母親に頼まれていた五味子(オミジャ)茶をゲット。ちないに姉にはイ・スンギの希望コンサートin SeoulのDVD買ってこいという指令をもらったけど、そんなのイヤだよ!(探すヒマもなかったよ)

とりあえずノルマも達成したので、一旦ホテルに帰りお昼寝(若者部隊は買い物へ)。1時間半くらい休めてよかったよ。なんせ夜はまだ長いですからね〜。あ、言い忘れた、屋台で売ってたポテトアメリカンドック(アメリカンドックの周りにフライドポテトが衣としてつけられている)を食べたけど、見た目から来る期待感よりだいぶ劣る味だった。おすすめしません。


# by april_hoop | 2012-01-24 00:00 | 旅情 | Trackback | Comments(0)
2012年 01月 23日
男女8人韓国物語_03
旅の記憶ってあっという間に薄れていっちゃうから、ベトナム以来、こまこまiPhoneにできごとメモしておくようになった。備忘録として。特に細かいネタとかを忘れなくてBlogにまとめるときに助かってたりするのです。

で、と。タクシーでホテルまで戻り、0時半とかだったけどまだ外へ。旧正月的大晦日だからかなんなのか、デパートにしろ飲食店にしろ軒並み朝までやってるのね。そしてそれに相応しいだけの人数が遊びにきてるんだよね。信じられないわー。しかもうら幼き子供連れとかもいてさらに驚く。デパートはまあ特に目を惹かれるものもなく、変な服が安い。韓国って東南アジアとかよりも、日本に近いイメージなのかな、って想像してたけど、全然違った。オシャレ感はあんまりないし(日本的感性で見て、ってことだけど)、やっぱり東京の人は過剰なくらい着飾ったりメイクがんばったりしてるんだなーと思ったしだい。

で、〆にもう一軒近くのお店に入って、参鶏湯などで体を温める。ここにきて本格的な寒さ到来。どうも今日が普通じゃない温かさだったみたいで、明日の最低気温はいきなり−7℃。着いた頃は5℃くらいだったから12℃も下がるわけでつね…。明日やべーなーと思いながら、眠りについたのでした。

で、睡眠もそこそこに朝8時起床ー! 猛烈に寒い。今日の衣装は、ぬくもりインナー×ヒートテック×ロンT×フリース×ダウン+タイツ×ジーンズ×ダウンのブーツ+キャップ&マフラー&手袋、でも寒い。立ち寄ったコンビニは強烈に愛想がないので、こちらからアニョハセヨーと言って口を割らせる。まず目指した場所は朝粥のお店。旧正月ということで開いてないかも…と気を揉んだけど問題なくやってましたわ。8人で、ウニ粥、アワビ粥、フカヒレ粥×各2でオーダー。はー、優しい味で美味いわー。アワビ>フカヒレ>ウニの順かな、オレは。ウニ好きの人はウニのランクが上がるでしょう(当たり前)。

歩き移動で、ロッテのデパートへ。高級百貨店は日本とまるで変わらないな。ただ、B1の飲食フロアで働く人がみんな変な形のマスクしていたのが気になったけど、それはまあどうでもいいか。てか、ほんと日本語メニューだらけ。タクシー運ちゃんとかもけっこう日本語喋れたけどみんなどこで勉強してんだろうね。さて、わたくし高級百貨店にも免税品にもとんと興味がないので、みんなが買い物している間に30分だけ散歩。マクドナルドにはプルコギバーガーがあったり。なんと、はらドーナッツのソウル支店があった…! ここまで手広いとは。お店のテイストは完璧に日本のそれ。メインの看板だけハングルだったわ。

韓国の物価、タクシーは30分くらいのっても1000円くらいで、地下鉄は初乗り100円ちょいでけっこう行ける。食べ物はローカルなお店だと1000円出せば相当腹一杯な感じ。買い物系も日本の8割くらいかなー。もうちょっと安いかな? 超激安って感じでもないけど、人数が多かったこともあって割り勘してるとすごく安くあがったような気がしたよ。


# by april_hoop | 2012-01-23 00:00 | 旅情 | Trackback | Comments(0)
2012年 01月 22日
男女8人韓国物語_02
さて、晩ご飯に向かったのはホテルからほど近い市場。川沿いを歩いてみたりしてたら段々さすがに冷えてきたな〜(でもまだまだだった)。なんせ8人という大所帯。これボクの海外旅行の中では最多人数。それに甘えて、なんのプランもアイデアもないまま乗り込んでしまった。ガイドの一冊も持たず、予習したのはクウネルだけ(そしてそれすら持って来ず)。こんだけ何もせずに海外来たの初めてだわ。ゆえに、お店どころか地理もなにもまったくわからない感じ。後から復習して、行ったのは広蔵市場ということが判明〜。

いやーいいね、活気あるね! 気温はだいぶ下がってたと思うけど、ここは熱いくらい(言い過ぎ)。いるよいるよオモニたち、あるよあるよコリアンフード! 台湾の夜市に負けない勢い。韓国もこういうのあるんだなー。なんで日本にはないんだろう、同じアジアなのに。でもないからこそ、ここでエキゾチックを感じられるからいいのか。

早速座ったのは、なにやら水ギョウザが美味そうだったから。でも中身はキムチとなんかが入っている韓国オリジナルな感じ。しかもうどんみたいなのも一緒になってて、へ〜こんなの食べたことないわ。ビールで乾杯しつつ、うまうま。お隣はチヂミみたいなのを揚げている。これも食べちゃおうっと。マシソヨ〜(美味しい〜)! 8人いるとたくさん食べれるのがいいところ。ちょっとずつつまみ食いしては次の店へって感じで右へ左へ。おなじみコリアンフードから未知の食物までたっぷり堪能したわ。美味しくないのもあったけどw てかさ、お店の看板のフォントが可愛かったのが意外な発見。あれはよかったなー。で、噂通りオモニたちは派手な赤&ピンク系のお召し物だらけだったわ。あと、椅子はオンドル仕様になってたところ多し。

だいぶお腹は満たされたけど、ちょっと歩いて今度はユッケが名物だというお店へ。ユッケ超久しぶりでアガる〜。無事にお店発見。ユッケと焼肉をオーダーする。出てきたユッケ、デカ過ぎ〜! なんと500gのボリューム。そのインパクトに味の方は負けてたけど久しぶりに食べれて満足ですよ。マッコリも美味しかったしね。

でさらに地下鉄で移動して、弘大という繁華街へ。そろそろ夜も22時とかだけど、まだまだ韓国人たちは元気。てか、なにげに23日が旧正月ということで、ちょうど三連休にあたってたのですよね。旧正月でお店が全然開いていないという情報もあったけど、そんなことなくてだいたい営業してましたわ。わりとファッション系のお店が多いと聞いてたこのエリア、圧倒的に女性ものばっかりだったなー。多かったのはスマホケースの露店。ベトナムも相当あった気がするけど、アジアで流行ってんのか?夜が深まってきて、いよいよ本気で寒くなってくる。これが韓国の氷点下か! でも現地の人はけっこう薄着なんだよな。東京より10℃くらい気温低いのに、東京人と同じかへたしたらそれよりも薄着。人間慣れるもんなんだろうか…。

店を冷やかしつつうろうろしてたらすっかり冷えてしまって、すかしたカフェで暖をとってたりしたら、気づいたら終電乗り過ごした〜。0時前くらいになくなるイメージか。明日は大みそか的な日だからもう少し深い時間までやっていたみたいだけども。てことでタクシー(ザ・無愛想)でホテルへ。しかーし、韓国の夜はまだ、更けないのだった。


# by april_hoop | 2012-01-22 00:00 | 旅情 | Trackback | Comments(0)
2012年 01月 21日
男女8人韓国物語_01
【マイカントリーナンバー18/韓国】

ついに、Xデーがやってきた。まだ見ぬ母国、韓国へ行く日。在日韓国人として生まれ、しかし一度もその地を踏むことなく34年が過ぎてついに、ついに! コリア童貞もこれで卒業と思うと感慨深いね。自分探しとかしちゃうのかなー、やっぱり! てことで乗り込んできた2泊3日、同僚7人と行った週末韓国〜。

成田まで乗った京成スカイアクセスのシート、飛行機柄なんだ!という発見しつつ電車はガラガラ。空港もガラガラ。今回利用するのは初めてのLCCイースター航空。どんなもんだろうとワクワクしてたけど、わりと普通だったわ。3時間ちょっとしか乗らないしね。普通に水orオレンジジュースは振る舞われたし。乗組員が少ないのかな、くらいで。あと、機内の壁に謎のデフォルメアニメキャラがいっぱい。バットマン、スーパーマン、セーラームーンとネタもとバレバレのやつもいたけど、権利関係大丈夫かしら(帰りはシャレた雰囲気のイラストだった。いずれにしても内装で気持ちアゲる戦法か)。

なんて心配を他所にあっという間に到着〜、仁川国際空港! の前に、入国審査。機内で配られた入国カードをよくよく見ると、「外国人用」って書いてある。オレってKOREANじゃん、と思ってCAにその旨お伝えして渡されたのは、オールハングルの韓国人用カード。一言も読めない…。1秒で諦めてそのまま入国審査へ。韓国人用のゲートに乗り込んでみたら、普通にスルーだったわ。提出した外国人用の入国カードを受け取られることもなく、結局何も記入せずに入ったのと同じ。ちなみに同僚日本人たちはみな一様に指紋取られてたけど、オレはなし。ありがとうマザーカントリー。

空港、モダンでなかなかクールだな。謎のスケートリンクまであったしな。なんてのを横目に、ソウル中心部まではA'REXという比較的最近開通した直通の特急電車に。片道43分で13800ウォン(約1000円てとこか)。これもガラガラ。1両貸切状態だったわ。ほどなく着いたソウル駅は都会ですな。普通にビルが乱立して、東京の風景と大差ない、とは思うのだけど、やっぱり看板ネオン系が全部ハングルってのは思った以上にエキゾチックだったよー。建物は普通、人の顔も似ている、でも目に入るサインが違うだけでけっこう異国な気分味わえてよかったわ。

ソウルで地下鉄に乗り換えて、今日の宿泊EASTGATE TOWER HOTELへ。最寄りの東大門なんちゃら駅はなかなかの繁華街で楽しい気分に。てか、全然寒くなーい! 冬の韓国は強烈に寒いと言われてたけど、あれ、普通に東京と大して変わらないじゃんと拍子抜け。なんだよみんな大げさだなー、ハハハーと思えたのはこの瞬間だけだったのだけれど、それは次の話。とりあえずホテルに無事チェックイン。清潔でちゃんとしたホテルだったけど、お湯が一定間隔で水→お湯→水→お湯という出方をして不便だった(後から聞いたらうちの部屋だけだった。ガマンできるレベルだったからガマンしてしまった)。あとドライヤー壊れてたから交換してもらった。ネットはロビーにしか無線が通ってなかった。部屋では有料。有線でした。

到着してからなんだかんだモタモタしてたら、空港着いてから3時間くらいたってた。さーて早く晩飯探しに繰り出さなくっちゃ!


# by april_hoop | 2012-01-21 09:00 | 旅情 | Trackback | Comments(0)
2012年 01月 20日
感想_僕等がいた(7)(8)(9)
うーん、やっぱりこのマンガの人気の理由がわからないー。小畑友紀『僕等がいた』。7巻、矢野と七美の特別な日、矢野は待ち合わせに現れず、母が倒れた山本のそばにいた。どれだけ信じようとしても矢野のことを理解できず、また信じられなくなる七美。そんなとき、矢野の母は離婚を決意し東京に引っ越すことになる。
8巻、矢野は母をひとりにできず一緒に東京へ行こうと考えるが、七美と離れたくはない。七美はそんな矢野の気持ちを知り、迷い抜いた末に矢野を送り出すことに。1年後、東京の大学に合格し、再会することを約束して。
9巻、あれから5年。東京へと向かう矢野を見送ったあの日以来、七美は矢野と会うことはなかった。離れて半年で連絡は途絶え、消息はわからないまま。それでも彼を待ち続ける矢野。いよいよ就職活動となったとき、同じ東京へと進学していた竹内がついに矢野に告白をする。「一緒に暮らそう」
『僕等がいた』公式応援サイト ver.Winter

とりあえず8巻までが映画の前編てことねー。唐突な終り方だけど、矢野のお母さんの死亡フラグが立っちゃいましたね。てか、7巻で永遠を強調するくだりが出てきたのは矢野の死亡フラグかと思ったけど、さすがにそれはないか。ないよね? やり過ぎだよね?同じことを繰り返し続けた高校時代がようやく終って、果たして大人の階段上ってどんな展開を見せてくれるのか。

と思いきや、5年の月日が流れて、またも過去振り返り系を餌にして話を展開していくのか…。なんでこうも同じパターンにはめ込むんだー。矢野が消えたのは母の死がきっかけっぽいし、どうも山本もからんでいるようだし、いったいどこまで身内で話を進めるんだろう。そういうところ含めていろんな雰囲気が『NANA』っぽいなーとか思えてきたわ。モノローグが急に増えたしね。この遠恋きっかけで両思いがすれ違ってうんぬんという流れがどうもありがちすぎて。そういえば映画の『ハナミズキ』も北海道から受験で離ればなれになってたっけ。とかなんとか、ひとつひとつの設定にいちいち既視感があるのがノレないところなんだろうなぁ。

これ、本当に人気あんのか? おっさんにはさっぱりわからなくなってしまったわ。これそのままやったら映画もかなりヤバイことになるんじゃないだろうか…。でも考えてみると恋愛マンガでいいものあったかって聞かれるとあんま思いつかないかもしれないや。なんかキュンキュンしちゃう青春系恋愛マンガないかなー。


# by april_hoop | 2012-01-20 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(2)
2012年 01月 19日
その瞬間を留めて
ポーラ ミュージアム アネックスに大森克巳さんの写真展「すべては初めて起こる」を見に行ってきたです。大森さんが、東京、浦安、そして福島で撮影してきた桜の写真。すべてのプリントに存在しているピンクの光片が美しいです。
ポーラ ミュージアム アネックス|POLA MUSEUM ANNEX 開催中の企画展 詳細

震災を受けての全部福島の桜の写真なのかと思ってたら、東京や千葉のものも含まれていた。全部が全部桜が写ってるわけじゃないけど、かわりにどの写真にもピンクのハレーションのようなものが写っている。これどうやって撮ったらこうなるんだ?と思ったら、カメラ前にピンク色の透過性の球体をおいていたんだそう。それがこんな風に写るのか、納得。てことは、ご本人のメモが展示されていてわかった(一応学芸員にも確認した)。

被災地でも咲いた2011年の桜。それは今までと同じようでいて、同じではなくて、でも同じように美しい。震災は多くを無に返したかもしれないけど、それでもそこから始まる物がある、というのを1本の木や、1枚の花びらは主張する。少なくともそれは終わりの合図ではない。その一瞬の光や揺らぎは、何度も繰り返し見た光景だとしても、今初めて起きている現象であると言っているんだろうか。ボクには、このピンク色の光がなにかの魂かもしれないな、と思ったわ。アニミズム的ですが。

大森さんのメモには、写真に言葉がつくことで言葉に引っ張られる(というかほとんどすべてフィルターがかかってしまう)危険性を指摘する。と同時に写真の中の世界がすべて本当のことだと思うことも疑問を投げかける。それゆえのピンクの球体。何も知らなければこれは偶然に生まれた光だと思うかもしれない。それは別に悪いことではないけど、正しいことでもない。そういうことを言う写真でもあるのか。

見当違いというか今更だけど、1秒たりとも止まることのない世界を止める方法が写真なんだよねって思ったんだよな。この光の屈折によって。それがなんであろうとも、確かにそこに在ったものとして焼き付けられる。次の瞬間にはなくなっているとしても。そんなことを思わせる桜とピンクの光片。今年の桜もまた、初めてのように咲くんだろうか。

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# by april_hoop | 2012-01-19 00:00 | 文化 | Trackback | Comments(0)
2012年 01月 18日
この世界をもっともっと知りたくて
年末に読んどきたかったブルータスの本特集「2012年、世の中が変わる時に読む263冊」をようやく読んだよ(てか買ったの年明け)。かなり面白かった。価値観が大きく変わった2011年、これからの時代をどう行きていくべきなのか。そのヒントをくれる本をたくさん紹介してます。
マガジンワールド | ブルータス - BRUTUS | 723

例えば今の時代の若者について。例えばこれからの地方暮らしとはどういうものか。例えばソーシャルメディアはどうなっていくのか。例えばメディアをどう読み解くべきか。そんな、今に相応しいお題を、本の力で考えていこうじゃないかと。テキストたりうるであろう良書を、識者が推薦し、そこからの引用を持ってテーマに対する回答をしていくスタイルで、どれも本当にタイムリーな話題だけに捨てページがなかったわ。

恥ずかしながらまったく読んだことのない本ばかり。タイトルはなんとか知っているものがいくつかあったものの普段は専ら小説を読むため(それすら今は少ないのだけど)、こういう社会学のような本にはからっきし疎いぜ。でもやはり世界の実相をもっと知るには、そして微々たるものとはいえ世の中に何かしらの発信をする立場として、もっとこういう世界の動きに聡くないといけないんだよなぁと痛感。

一瞬、この特集を読んだだけでいろんな価値観をアップデートできたような錯覚もあるんだけど、これはかうまで入口でしかなくて。課題図書を読んで、そしてそれに付随するような周辺情報を取り入れて、それから自分の頭でまとまった時間を使って考えて、初めて世界の成り立ちとかそういうものに触れられるかどうか。でも、この特集を通してどこにいちばんアンテナが向くか、ってのは、もしかしたらこれから進む方向を示してくれるかもしれないね。オレは、「これからの価値観」「心を鎮める方法」「賢く生きるための思考術」「ソーシャルメディア」「メディアと情報」「科学的思考」あたりに(多過ぎか)かなり興味を持ったわ。1冊でも2冊でもここで推薦されてる本を読んでみようと思う。

で、センターに挟まってる小説ガイドがまたよろしくて。これまではけっこう数を見せる方向が多かったと思うけど、ジャンルを細かくわけて、各ジャンルこれまた有識者による厳選2冊。しかもなんとその本の1ページ目を撮影しているもんだから、紹介されている本の触りが読めちゃうわけ。小説を買うかどうかってだいたい1ページ目で決める(そういう人多いはず)という仮説に基づいて作られたこのレイアウト、秀逸すぎる! ここにも読みたい本目白押しだったわ〜。

1ヶ月くらい山ごもりして本読みたい! そんな風に思わせる良質な特集でした。

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# by april_hoop | 2012-01-18 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(2)
2012年 01月 17日
車輪の跡が残すもの
リクルートのギャラリーでやってるポスタルコの展示『POSTALCO Wheel Printer』を見てきたー。ホイールプリンターってなんじゃらほい?って思ったら(あ、"じゃらほい"って古いな〜)、そのまんま車輪を使った印刷機だったよ。車輪の通った跡っておもしろいよね、それをプリントにしたらよくない?っていう発想から生まれたマシンです。
POSTALCO Wheel Printer

いまいちそう聞いてもどういうのかわからなかったけど、まったくそのネーミング通りだったわ。画像みたいなTHE車輪にインク付けて、ローラー転がすみたくノートの表紙の上をコロコロ。すると轍みたいなプリントのできあがり。いろんな色を使い、タテヨコナナメといろんな方向にコロコロ。ときどき車輪にペンみたいなので引っ掻き傷つくってかすれを生み出したり、かなりアナログというか工作みたいな原始的レベル。でもそれがいいよね〜。画像の地に入っているラインみたいな感じの仕上がり。

実際のマシンが展示され、横の部屋ではそれを動かしている映像が流れる。もちろんそれで制作されたノートも展示されこれは販売も(ついつい2冊購入。てか一個一個色柄が違うからものすごく迷った!)。このほかにChance Printerなるマシンもあり、これはボールにインクつけて上から落としてランダムにはねる様をしぶきごとプリントという、ユニークというか子供心そのまんま!

この子供心こそがキーワード。効率とか、生産性とか関係なく、もしこうだったらどうだろう? こういうのあったら楽しそうじゃない? くらいの緩い発想を、そのまま自分で形にしてしまうその柔軟性と行動力。子供心っていうとイージーにも聞こえちゃうけど、なんつーか、当たり前だったはずのことを当たり前にする、って意外とできなくなってるよね。多くの場合、こんなの意味ないとか、全然無理とか、大人になって登場したいろんなハードルに遮られてしまっているものが多いってことに気づかせてくれる。少なくともこれを見て楽しい!と思えたとしたら、それはとてもよいことなんじゃないだろうか。誰にでも同じことはできないとしても、例えばただの一冊のノートではあるけど、そこに小さな遊び心を持つってのは生活を楽しむコツだと思う。もちろん表紙が何色でもノートとしての機能に何一つとしてプラス要素はないのだけど、なんでもいいで終らせないことが大事。

ポスタルコの店舗は京橋にあって、さまざまな鞄、文具、その他アイテムが並んでいて楽しいです。本当にここ?ってくらい古いだけの雑居ビルの4F。扉を開いた先はいろんなアイデアたっぷりの場所ですよ。銀座の展示も、京橋のお店もぜひ行ってみて。展示は2/16まで〜。
POSTALCO


# by april_hoop | 2012-01-17 00:00 | 文化 | Trackback | Comments(0)
2012年 01月 16日
春は映画がにぎやかで2012
あっという間にゴールデングローブ賞が発表された〜。前評判の高い映画が順当に受賞していて来月のアカデミー賞が楽しみだー。例年この時期は映画がにぎやかでGWまで注目作てんこもりで本当に楽しいー! ので気になる映画備忘録2012ですよ。
OFFICIAL WEBSITE of the HFPA and the GOLDEN GLOBE AWARDS

今のところオスカー作品賞の最有力は2作品、画像を拝借したフランス映画『ザ・アーティスト』と『ファミリー・ツリー』。前者はモノクロ、サイレント映画らしくて、カンヌで大喝采だったとか。3Dの時代だからこそ評価されてそうな作品だけど、過去作の引用やオマージュたっぷりだそうよ。でも古典を知らないオレはそういうの付いていけないんだけど大丈夫だろうか…。公開は4月。どっちにしても見ないわけにはいかないね。後者はジョージ兄貴が主演男優賞を取ったこちらも注目作。こっちはGW公開だってー。

続いて気になるのは3月公開の『ヘルプ』『ヒューゴの不思議な発明』。後者はマーティン・スコセッシ監督作品、てことよりも好き好きクロエ・グレース・モレッツちゃんが出てるからなおのこと早く観たい! 前者も感動ストーリーっぽいんだよな。これもマストでしょ。スピルバーグの『戦火の馬』は試写で拝見しまして、壮大かつ美しい物語だった〜。賞レース、どこまで伸びるかはわかんないけど、評価は確か。おすすめできます。

ウディ・アレンの新作『ミッドナイト・イン・パリ』もえらい評判いいみたいで気になるー。あとは主演女優賞のメリル・ストリープがサッチャーを演じたやつと、ミシェル・ウィリアムズがマリリン・モンローになったやつもな。賞レースから脱落しかけてるっぽい『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』はオスカーノミネート常連のスティーヴン・ダルドリー監督、しかも脚本はエリック・ロスときているから大期待なんですけど。『JUNO/ジュノ』コンビのジェイソン・ライトマン×ディアブロ・コディの『ヤング≒アダルト』は試写で拝見したけど共感できんかったわー。

来週にはオスカーノミネートも発表されちゃうし、しばらく映画が楽しいなー。予想サイトは毎年オスカープラネットさんを楽しみに拝見してます。キャプションも的確で楽しい! 今年は賞レース以降もスパイダーマン、ダークナイト、アベンジャーズと夏まで楽しみが続くからなー。映画が本当に楽しいです。でも今見るべきは『ミッション・インポッシブル』ね。マジおもろ。

<2012/01/18追記>
お、キネ旬の2011ベストが発表されてる。が、全然趣味合わないな。
2011年 第85回キネマ旬報ベスト・テン

エイプリルのベスト10はこちら。
2011 Most Valuable Cinema 10


# by april_hoop | 2012-01-16 00:00 | 映像 | Trackback | Comments(0)
2012年 01月 15日
教えて、Facebook!
年明けてアカウント取得しかしてなかったFacebookを運用し始めて2週間、思うところなどなど。

楽しいは楽しいのです。過去の友人関係まで一気に輪が広がって、高校、大学、前職などなど疎遠になっていた色んな人と再交流できるのは、おそらく誰もが感じているだろう最大のメリット。一期一会で終っていた人とも再会したりね。ここからいろんなものが生まれてるんだろうなーという感じがする。「いいね!」ってのは「見たよ」ってのと同義な感じがするね。コメント残すのは億劫でもワンクリックはすぐできて、お互いにちょっと安心できるこのシステムは秀逸だと思うわ。

でもやってることはかつてのmixiと変わらないような気もしていて。取るに足らない日記的近況。そういうのがいいんだろうけど、段々と飽きていってしまうような気も少々。SNS疲れも再発するかもしれない。実名出すことによって書けることに制限かかるしね。長く使っている方たちどうなんでしょうか。Twitterとの連動は、一瞬してみたけどやめた。tweetしたいこととFbにあげたいことが必ずしも一致しない感じなので。やっぱTwitterは不特定多数に向けてるし、というか圧倒的に独り言要素が強いからな、オレの場合。Fbはかなり見られてる感じを意識せざるをえない。が、使い分けて書くのは面倒といえば面倒でもある。

mixiとかのSNS第1世代(勝手に命名)での経験という土壌があって、Twitterでそれが少しまたある種の洗練をされて、今Fbに至っているというのが、変に荒れることなくいい具合に落ち着いている理由でしょうか。ある程度SNS慣れしたからこそ、暗黙のルールに対するコンセンサスが取れている感じがすごくするわ。リテラシーがあがったってことね。で、つい140字でまとめたくなる癖までついてたりしてw

結局のところ、Fbの最大の恩恵ってなんなんでしょうか。今のところそれが全然見出せていなくなんとなし過去の延長線上にしか行けてないオレ。せっかくなので長く最大限楽しめればと思うので、Fbはここがいいんだよ、とかあったら教えてください。

<2012/01/16追記>
YHEY君のコメントを受けて書きたかったことを思い出しました。

アカウントを取ったのはもう少し前だったけど、どう使っていいかわからなかったので具体的運用を遅らせてたわけです。実名を登録することにもまだ抵抗があったし、リスクを避けたい気持ちが強かったので(かつて炎上経験あるだけにw)。まあ結局はやってみないとわからんてことで見切り発車になってしまったんだけどね。

ただ前々から思っていたことは、ネット上に実名を出すことに果たしてどこまでリスクやデメリットがあるのか、ということ。オレの取るに足らない発言が、大げさに独り歩きするはずもないし、そりゃ責任は伴うけど自分のやることくらい自分でケツ拭けるようじゃないといかんよね、と。文化人や著名人ならいざ知らず、一般人の個人情報にそこまでの価値はないだろう、と思うことも多かったわけ。でもネット上ね、何があるかわからないからひよるわけですが。

まあ性急に名前を出す必要もないんだけど、名前を隠さないと書けないようなことを書いているつもりはまったくないということ。ここにしてもFbにしてもTwitterにしても。オレという人間を偽ってたら、365日ブログを書き続けるとか無理だし、そういうのをひっくるめてどこまでオレという人間に期待してもらえるのか。オレの書いたものを受け付けない人なんていくらでもいるだろうけど、そういうのひっくるめて、何かしらを発信し続けるだけの能力があるのかどうか。とかなんとかをFb起点にして試してみたい気持ちがあるんだよね。具体的方法論にまで至ってないけど。そういうこれからのコミュニティの中での生き方みたいなものを探すことが、自分の将来のなにかに繋がっているような気がする今日この頃なんですよ、と。そしてそれは、3.11以降に強まった価値観であることも間違いないんだわ。

オチまで至ってない段階で恐縮ですが、今思うのはそんなところ。もう少し勉強して出直してきます。


# by april_hoop | 2012-01-15 00:00 | 閑話 | Trackback | Comments(4)
2012年 01月 14日
感想_僕等がいた(4)(5)(6)
小畑友紀『僕等がいた』4〜6巻読了。幸せな日々を送り、矢野を誰よりも好きな気持ちを抱えながら、それでも過去の影やなにげない言動に動揺してしまう高橋。海に行った日、矢野の言葉で彼の心には奈々の面影が消えていないことを知り、別れを決意する。すべてをそばで見守っていた竹内は、ついに高橋への隠せない思いを募らせていた…。
『僕等がいた』公式応援サイト ver.Winter

なんか、堂々巡りを繰り返しているな…。高橋はとにかく不安がり、矢野はそれに気づいているようで気づいていない。竹内は横で冷静に見ているからふたりの気持ちがわかりつつも、自分の願望だけに走れない、という見ててもどかしい三角関係。なんか、わりとよくある展開だよね、この感じ。両思いカップルとその脇にものすごくいい男、という。普遍的構図なのかしらね、これは。竹内は『NANA』でいうところのノブなわけでしょ?

やっぱりキャラが弱いんだよなー。高橋はいたずらに動揺するばかりで、成長もしていないし、あまりにも子供っぽく見えるんだよな。矢野も矢野で、彼くらい気持ちが読める人ならもう少し上手いこと立ち回れそうな気もするんだけどね。で竹内は、、、うーん、まあ難しい立場ですかねぇ。

登場人物が増えるでもなく、ただひたすら三人でもやもや、もやもや。そろそろ前に進んでほしいなーと思います。


# by april_hoop | 2012-01-14 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(0)
2012年 01月 13日
looking for ALDEN
一生モノの靴が一足欲しいと思って導き出された答えはアメリカの老舗ALDEN。毎月お仕事してるヘアメイクさんにオススメされたのがきっかけです。10万クラスで高いけど、一生履くと思って奮発すべし!と探し始めたけど意外と一筋縄じゃいかなかったわ。

まずどこに買いに行ったもんかとビームスに電話。扱いが多いのはビームスプラスで、インターナショナルギャラリーにも少しあるとか。じゃあ原宿のビームス→UA→渋谷のトゥモローランドってコースで物色することにしつつ、百貨店商品券が眠ってたことを思い出して最初に伊勢丹原宿へ(バーニズもみたほうがよかったかな)。セールでごった返す中、あったよあった、ストレートチップに一目惚れ! これだ! がしかしブラックが欠品中。定番の型だけど次の入荷は未定だという。予約するとどうなる?と聞くと、1年以内に来るかどうか、だそうだ。

なるほどオールデンは納期とか決まってなくて、できしだい送ってくる、という感じらしい。半年後かもしれないし、1年以上待つこともあると言われた。おそらく数をそんなに作っていないんだろうな。わりと1つひとつ丁寧に作られているのかもしれない。キャンセルも可能だというからとりあえず予約。その後回ったセレクトショップも、欲しいモデルは見つからなかった。検索してみると、アメリカから通販で買っちゃう人もけっこう多いみたいだ。なんせ値段が全然違う。日本で10万の靴が送料入れても700ドル代。昨今の円高を考えるとこれは相当お得。じゃ、日本でフィッティングしてモデルとサイズを特定して、個人輸入しちゃうのがいちばんスマートかも。

前出のヘアメイクさんに聞くと、代官山のオクラはオールデンが安いという噂を聞いたが、行ってみたらまるっきり定価だった。ブルーブルーで別注しているやつがなかなかフィットしたけど、でも最初の一足が別注ものというのはあんまり美しくないような気がする。それから青山にあるラコタハウスというお店に。ここがオールデンの日本の総代理店になっているんだそうだ。さすがラインナップは充実していたけど、伊勢丹で見初めたあのストレートチップはブラウンしかなかった。あらためてフィッティングしてサイズを確認。9だと横がちょっとあたる。9 1/2だな、やっぱり。こちらでも予約をお願いすると3ヶ月くらいという見込みをいただいた。伊勢丹より全然早い。というか、伊勢丹に卸す靴もラコタハウスを通っているようだから当たり前か。

てことで欲しいのは、コードヴァンのストレートチップ、56201という型であることがわかった。しかしアメリカのサイトで検索しても出て来ないのである。似たようなストレートチップはあるのに。なぜゆえに!と思ったら、56201は日本にしか出していないモデルだそうだ! ガーン、目論み外れるの巻。俄然迷いが生じる。選択肢は、日本で入荷を待ち定価で買う。もうひとつは少し違うモデルだけど通販でアメリカから買う。

オールデンて、ラストが8種類あるんだって。それぞれ幅とか形が違うわけ。オレが履いたのはモディファイドラスト。でも通販にあるのは別のラスト。サイズ感は多分なんとかなると思っているのだけど、シェイプが微妙に違ってて、モディファイドラストのほうが好みだ〜! ここは妥協できないところかなー。大枚はたいて日本で一足買って、他のが欲しくなったらウィングチップとかチャラいやつを通販する、というのがいいのかなー。なにげにブラックカーフのも欲しいは欲しいんだよなー。

と妄想膨らむボクのオールデン探し。どうせ入荷までは数ヶ月あるし、気長に考えよ。てかアメリカ行きたいわ、オールデン買いに。


# by april_hoop | 2012-01-13 00:00 | 閑話 | Trackback | Comments(0)
2012年 01月 12日
ドラマ_最高の人生の終り方(1話)
今後に期待ということで。木曜ドラマ『最高の人生の終り方』1話鑑賞。葬儀屋「井原屋」の次男、真人は実家の仕事を嫌っていた。しかし父が突然の事故で亡くなってしまう。父の遺言どおり葬儀屋をたたむつもりでいた真人だったが、仕事できつくあたっていた人物が自殺を図ったことでショックを受ける。彼の葬儀を「井原屋」として引き受けた真人。初めて自分が仕切る葬儀で、彼はその仕事の意味を知る。
木曜ドラマ9『最高の人生の終り方~エンディングプランナー~』 | TBSテレビ

うむ、初回として及第点のできではないでしょうか。おそらく、映画『エンディングノート』(観てないけど)の流れがあっての企画で、『おくりびと』あたりもイメージソースに含まれていると思われる、死とそれに対する人の物語。第1話は意外と普通な感じで当たり障りない?と思ったけど、次の予告を見てちょっと期待が高まったわ。これどうやら、わけありの人が亡くなって、その人生を掘り下げることでいろんなものを山下君が発見していくというのが基本構成になりそうで。

今後は思ったよりミステリ的要素が加わってきそう。そのための榮倉ちゃん刑事役だったとは気づいてなくてすみません。彼女を通して、わけあり故人が次々登場することになるんだろうねきっと。もっと一話完結型だと思ってたけど、けっこう縦軸横軸を太くからませてくように見えました。山崎さんの役どころや、兄弟それぞれの事情、榮倉ちゃんの過去など布石はすでに十分。さてそれらをちゃんと回収してくれるでしょうか。はて?と思うところがなかったわけじゃないけど、これはあくまでフィクションだし、今後の展開への助走だからOKでしょう。

さてさて、山下君は髪が長過ぎて、なんだか反町と本当に兄弟にも見えてしまう不思議。榮倉ちゃんの顔はやっぱり好きだ。そして前田あっちゃん、なんか可愛くなかったような気がする(もともと好き顔じゃないし)けどそこは見なかったことにしておく。

基本設定が人が亡くなるお話だから、ちょっと辛気くさくなるかなぁとも思うのです。が、葬儀屋さんという仕事はなくてはならない仕事だし、実際にそこで働いている人がいるわけで、そこから目を逸らしてばかりでもいけないというか、きちんとフラットに受け止めるべきか。はたしてどこまで死と向かい合って行く話になるのか、もう少し観たいと思います。

てか1年3ヶ月ぶりの連ドラー! もう1本くらい観たいけど気になるのがない…。どれが面白いんだ?

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# by april_hoop | 2012-01-12 00:00 | 映像 | Trackback | Comments(0)
2012年 01月 11日
感想_博士の愛した数式
数字ひとつにも物語、か。小川洋子『博士の愛した数式』読了。家政婦の私が新しくお世話になることになった家には、数学の博士がいた。くたびれたスーツのいたるところにメモを貼付けた不思議ないでたち。彼は、ある事故により80分しか記憶がもたないのだった。そんな博士は毎朝、私の靴のサイズを訪ねる。数学を愛する博士と、彼の教える数字の宇宙に、私も私の息子もいつしか魅せられていた。
小川洋子『博士の愛した数式』|新潮社

ずっと寝かしていたベストセラーをようやく読了。はあ、さすがは小川さんだな。なんの文句もなく、その美しい文章と、静かで温かさに満ちた世界を堪能できたよ。小川さんは、どんな小さなものにも物語を見出しそして命を与える小説家だと思っているわけで、そのまなざしがこの数字、数式というものに存分に向けられている。素数、友愛数、完全数…。いくつも出て来る数にまつわるエピソードが、数学は苦手だった僕にも魅力的に聞こえてくるのだから、それこそがその筆致の確かさの、美しい証明でしょう。もしかしたら、小川さんがなんにでも物語を見出すようになったのはこの作品が大きな契機となっているのかもしれない(そのあたりはまだ全作を読んでないので憶測でしかないけれど)。

映画を観てたから筋はおよそ知っていた。でもやはり小川さんの作品は、単語が集合することで生まれるリズムや、エピソードが整列することで紡がれるストーリーに、映像にはない豊かな手触りが得られるからね。コレは本当にとても貴重な体験。そう、体験する小説なんだよ。五感を刺激するような身体的小説だと、僕は思うんだ。

しかもこの小説には阪神タイガースのことがことのほか多く書かれている。しかも、あの1992年だ。亀山が登場し、和田もまだ現役で、仲田が中込が投げ、湯舟がノーヒットノーランを成し遂げ(これは球団として江夏以来というのも不思議な縁だ)、そして八木のあの幻のホームランが飛び出し、最後に力尽き2位で終わったあの伝説的シーズン。これが心躍らずにいられようか!という個人的すぎる感情はさておき、こういうサブストーリーを数字を媒介として絶妙にリンクさせられてしまう凄さよ。江夏。28番。ラジオ。プロ野球カード。圧巻ですとも。

特別な起承転結や、ドラマティックなラストが待っている物語ではないから、面白い本とは少し違うかもしれない。だけど小川さんらしさとエンターテインメント性が両立した名作だと思うわ。てかタイトルが秀逸すぎるだろうよ。良い本で2012年の読書始めができたな。

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# by april_hoop | 2012-01-11 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(0)
2012年 01月 10日
一途一心に。
「一途一心」という言葉を知った。意味は、ひたすらに、ひたむきに、といったニュアンス。一意専心と同義になるのか類義になるのか。でも「一途」という言葉により強さを感じるといったところか。何事も中途半端であってはならず、とにかくひとつのことに没頭し続けて、初めて人と違うことがなしえる、という意味合いで聞きました。『致知』という経営者などに向けた雑誌からの引用だったようです。
月刊『致知』2012年2月号:特集「一途一心」 - 人間学の致知出版社

僕は浮気なたちというか、単発的な集中力こそなくはない(大してない)けども、持続的集中力を持ち合わせていないほうで。なにかひとつのことだけに専心して邁進するということが、これまでの人生ではなかったんじゃないかと。部活にしても勉強にしても就職、そして仕事にいたるまで。いろいろなものに興味を持って手は出すけれど、広く浅くになってしまうのが、長所であり短所でもあるなぁというのが長らくの自己分析の結果。自分自身、それが悪いことだとは思わないけれど、何かを成すにはやっぱり足りないんだろうなぁと思う今日この頃です。

オールラウンダーかエキスパートか、というのは常に頭の片隅にあったような気がしますが(両立させたいという無謀な願いも)、きっと僕は周囲からどう見られているかということを意識し過ぎているのかもしれません。こんなことも知らないのかと思われたくない。こういうこともできたほうがよさそう。そんな価値観がどこかにあるから、あれもこれもと欲張って、結局はどれも中途になってしまうんでしょう。バスケもしたいし映画もみたいしネットも好きだけど走りたいし本読みたいし、ってね。

うろ覚え(かつ極端な喩え)だけれど、落合がプロ入りしてほどない清原を評して、これからの数年間を野球だけに没頭すればものすごいバッターになる、と言ったとか。しかし清原は野球以外にもいろいろと楽しみを見出していたようなので、超一流ではあったけど、歴史を変えるほどの超超スーパースターまではいかなかったように思う。これはもしかしたら一途一心ではないことの例と言えるかもしれない。

40歳まであと6年。このままじゃどう考えたって「不惑」というわけにはいかなそうだ。もちろん一途一心したからといって惑わないとは思わないけれど、今まで以上に気を引き締めて一心に打ち込む何か、つまりはこれでなたら戦えるという武器を作らないといけないんだな、とようやく気づいた今日この頃。「一途一心」。心に留めておきたい言葉でした。


# by april_hoop | 2012-01-10 00:00 | 閑話 | Trackback | Comments(0)
2012年 01月 09日
おみくじの借りはおみくじで返す
初詣でおみくじ凶を引いてしまってからというもの、どうも夢見がよくねぇなあ。時間がたてば忘れちゃうもんだけど、このまま負けっぱなしというのも気にくわねぇ!と思ってふと、ランついでに浅草寺にお参りすることに。そうそう、ここでパっと引き直して軽く忘れちまえばいいじゃーん。がしかし!

そう簡単にはいかないらしく、本堂右手2Fにあるおみくじを引いたらまさかのこれまた凶。しかもなんか書体が重いもんだから余計にショックだわ。書いてあることはかなり厳しいお言葉すぎてあんまり直視できなかったな。待ち人は来ない、失せ物は出ないの類い。なんかね、オレより前に引く人が次から次へと凶ばかりなもんだから、ここってそういう場所なのかしら?って疑念はあったのだけど、一度並んだのに背中を見せるわけにはいかない、ままよ!と引いてあえなく敗退。2連続で凶出したことあるかい? これ相当堪えるぜ。

こうなりゃ自棄糞、階下のおみくじでもう一度リベンジ!と思ったけどそれはやり過ぎだろうとこらえたわ。後から聞くところ、実際に浅草寺のおみくは凶が多いらしい。「浅草寺 おみくじ 」で検索するとGoogleさん予測の一番手に「凶」がくるから相当有名らしい。しかもよくよく見たら、浅草寺の公式サイトのFAQにこんな質問まであったわ。ここまでくれば笑えるわな。

でもますます夢見が悪いっつーことで、翌日再々チャレンジ(はい、昨日の時点で決めてました)。今度はご近所の亀戸天神社へ。去年も詣でてるありがたい場所。ここも通常おみくじと、菅原道真公おみくじとがあって、去年に引き続き後者をチョイス。結果はご覧の小吉でやんした。はーこれでオレの凶の運勢は終わりを告げたってわけで、一安心。まあおみくじにそこまで目くじら立ててどうすんだ、って話だし、そもそも何度も引き直しちゃ駄目だろって話ですけど、ご容赦あれ。

とにかく、2度と浅草寺でおみくじはしないよ。でもここで吉を出せばより強者ということが証明されるから、本気の運試しにはいいかもしれねーわな。


# by april_hoop | 2012-01-09 00:00 | 閑話 | Trackback | Comments(0)
2012年 01月 08日
北欧に行くのはいつかなー?
地上で読む機内誌こと『PAPER SKY』はパラパラめくることはあったけどちゃんと読むの初めて。ノルウェー特集でござんした。
papersky|A DIFFERENT WAY TO TRAVEL

1度だけスウェーデンに行ったことがあるけれど、ぜひまた行きたい北欧よ!と思い続けてはや何年か。そしてノルウェーにも是非行ってみたいんだよね。というツボを押された気がして手に取った一冊。いやもう冒頭からしてトリップさせるー! ノルウェーが国家として進めている「Detour」というプロジェクトは、まわり道・寄り道という意味で、国内18のツーリストロードに休憩所とか展望台、トイレとかを整備しているんだそう。これが安っぽい道の駅風情ではなくって、いちいちなんかオシャレ〜。さすがは北欧、デザインの国たちだよ。ノルウェーもレベル高いわー。もちろんランドスケープの美しさがそれを際立たせているのだけどね。もちろんもちろん、デザインが景観をいっそう引き立ててもいるのだけどね。

そのあとの華恵ちゃんが旅しているページはもう少しビジュアルが見たかったけれども、お次のいろんなスポット巡りは楽しいっす。観光地以外のこういうローカル情報こそトラベル誌に求めたいものだものね。地元ならではの視点、そのお国柄の匂いを紙を通して嗅ぎ取るのがなによりもワクワクできていいなー。この感覚もインターネットではなかなか得られないところ。めくるという動作と連動して扉を開くような楽しみがあると思うのはオレだけでしょうか。ヘリー・ハンセンはタイアップ記事かと思うけど、ノルウェーのブランドだったのね。そしてフィッシャーマンのための防寒着としてスタートしたとは知らなかったなー。そしてなにかアイテムほしくなったー。

がしかし、ここでノルウェー編がおしまい。あとはいろんな連載記事やらなんやらの読み物になってしまたよ。えー、もっとたっぷりどっぷりノルウェーが見たかったのになー。残念だけどそれは言っても仕方ないので呑み込みましょう。いやそれでも北欧への旅欲は十分に高まったからな。ベタだけどオーロラを見たい気持ちと、夏に白夜を味わいたい気持ちと両方あってどうしていいかわからないけれど。フィンランドも未踏だけど、もう一度スウェーデンに行きたいし、どうやっても時間が足りないことは十分わかっております。はー。

しかしpaperskyの会社は他に色んなことやっていて気になる感じ。今後はもう少ししっかりチェックしよう。あといくつかバックナンバーがほしい。スイス、デンマーク、ニュージーランド、アイスランドあたり。


# by april_hoop | 2012-01-08 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(0)
2012年 01月 07日
感想_僕等がいた(1)(2)(3)
小畑友紀『僕等がいた』1〜3巻読了。高校1年生の高橋七美は、同級生の矢野に恋をする。意地悪で本音が見えないけれど、時に優しさと最高の笑顔を見せてくれる矢野。しかし彼にはひとつ年上の恋人を亡くした過去を持っていた。近づきたいけれど、近づけない。聞きたいけど、聞けない。そんな想いを抱え矢野の言葉に一喜一憂しながらもふたりは距離を縮め、ついに両想いになる。初めての恋と結ばれたゆえの不安に心が泡立つ日々が始まった。
僕等がいた

映画化に備えて原作を手に取ってみましたよと。とりあえず3巻まで読んだけど、今のところそこまで興味を惹かれないなー。わりとよくありそうな高校生の恋愛マンガという風に受け取ってしまいましたのよ、と。キャラクターも特に立ってるようには思えないんだよね。そろそろおっさんにこの手の少女マンガは厳しかったか。。

なんかほんと設定だけで戦っているというか、矢野の過去にあるできごとを小出しにして引っ張っているのがどうもピンとこなくて。そりゃ元カノを亡くしているのはショッキングだし、引きずる部分はたくさんあるだろうし、でもそれを餌にして読者の興味を引っ張るというのはちょっとフェアじゃないんじゃないの〜って思ってしまったわけ。山本とのワケあり具合もなんか最初から匂わせておいて今更引っ張りだすかーって感じだし、竹内君はやっぱり高橋に恋する(してる)フラグってことでいいんですかのー。

全体的に外殻以上のキャラ掘り下げがもう少し欲しいかな。高橋にまだ魅力が足りなくて、この子をどうにかして応援させたいとまで思わせてくれればもっと感情移入できるんだけどな。そしてやっぱ矢野の内面とかを恣意的に伏せ過ぎているのはどうしても引っかかるわー。タイトルがただの高校生恋愛とは距離があるような気がするから、そのあたりの影が今後の展開に影響を与えてきそうな気はするんだけど。死をいちばん最初に持ってきてしまっているのって、下手な難病ものよりも厄介ですね。という印象。かと思えばわりと素直に七美の恋にフォーカスした展開とかもあって、そのあたりはもうミドル30代にはごめん無理!な感じです。

あと改めて思ったのは、ガールズコミックのほうがやっぱり描いている世界が個人に寄っている気がする。その分、一人ひとりの内面とか感情は繊細になってくる。対してボーイズコミックはやっぱり物語に広がりがあるんだろうな。その分だけスケール感が出て来るし、テーマ性も強くなりやすい。その境界にいるのが、『ハチクロ』であり、羽海野センセイってことになるのかなー、とあんまりマンガ知らないくせに考察してみました。悪しからず。

まだまだ序章でしょってことで、引き続いて既刊読むよ、映画の前に!


# by april_hoop | 2012-01-07 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(0)
2012年 01月 06日
ペリアンの息づかいがほらここにも
初詣ついでに行って来た、鎌倉の近代美術館。お目当ては、コルビュジェの片腕とも言われた女性建築家/デザイナー、シャルロット・ペリアンと日本とのかかわりを見つめた「シャルロット・ペリアンと日本展」です。
開館60周年 シャルロット・ペリアンと日本 : Charlotte Perriand et le Japon:神奈川県立近代美術館<鎌倉館>

ひとつ前のカーサで特集されてた、シャルロット・ペリアンさん。その名前を初めて耳にしたのもカーサでした。その印象が強かったから、インテリアデザイナーなんだな、と思っていました。もちろんその顔もひとつありつつ(コルビュジェは内装を得意としていなかったとか)、建築家でありデザイナーであったというところみたい。コルビュジェのアトリエで机を並べた板倉準三や前川國男との縁で、来日を果たしたそう。そこで出会った日本古来の伝統工芸や民藝が大きな影響を与えたそうで、そのあたりの関連性が作品と資料のアーカイブを時系列にそって追いかけて行く展示。

名前は知らなかったけれど、きっと見たことある家具たちが彼女のデザインであったことを知る。あのシェルフがそうなのか、あのスツールもそうか、この椅子もそうなんだね、と。日本に古くからあったスタイルと、ペリアンのインスピレーションが融合した家具やデザインが、形となりそしてスタイルとして現代にも受け継がれているということがすごいな。今新しく作られるものたちも、きっとどこかで彼女が作ったものと同じ思想を持っていたり、少なからず影響を受けていたりするように思ったなー。たとえば無印良品のユニットシェルフにしたって、無限増殖する感じとか、ユニット単位でいろいろカスタマイズできるところとか、直接的影響ではないのかもしれないけど共通するスタイルを感じる。フランスと日本でそんな交流があったなんて思いもよらないから、なんか素直に感動した。ご縁て不思議ですこと。

鎌倉には何度も足を運んでいながら、中に入るのは初めてだった近代美術館。思いのほか小さかったけれど、立派な建築で、中央の吹き抜けとか1Fがピロティ構造っぽかったりするのがコルビュジェっぽいなーと思ったら建築は板倉準三だった。だから共通点みたいなのがあるのかしら? ちょうど開館60周年の記念展だったようで。

ペリアンの家具は続々と復刻もしていたりするようで、素敵だな〜とは思うもののとてもじゃないけど手が出せないな〜。


# by april_hoop | 2012-01-06 00:00 | 文化 | Trackback | Comments(0)
2012年 01月 05日
再始動、road to LONDON 2012
勝手ながら、本日1月5日を、「イケイケ・ゴーゴーの日」と制定させていただきます。

というのも、きっかけはネットで見た「五輪チケット売り過ぎて回収」というニュース。なんでも手違いで1万枚多くまいてしまったから、他の競技に振り替えするだなんだって対応が検討されていると。そんなことありなのか?という気持ちと、そしてチケットは今後も段階的に発売するっぽい記事があったから。去年夏の日本の公式発売抽選に漏れて以来、チケット入手の術もなく念願のオリンピック観戦計画も停滞したままだったけど、これで俄然ヒートアップ。なにげなしにしたtweetといただいたリプを端緒にして、一気にロンドン熱が再燃してきた〜! まだチケットが手に入る可能性がある。ならばゴーなのではないか、と。

決め手は「マラソンなら絶対見れる」という金言。これで心が決まったよ。最悪路上でマラソン観戦のみ。後はパブリックビューイングなのか現地でテレビ観戦なのか知らないけど、まあ開催までは7ヶ月あるんだからその間にチケットの1枚や2枚なんとかなるだろうよ。アトランタ、北京での観戦経験のあるふたりから当時のチケット入手の様子を聞くと、まったくなにも取れないってことはないんじゃないかっていう期待も膨らんできたぜーーー! 過去3大会のチケット争奪具合がどんなもんだったのか適当に検索すると、アテネはわりと直前まで売れ残り、シドニー、北京もやっぱり不人気競技は定価以下で手に入った的な記述も散見されるんだよね〜。ロンドンって、ヨーロッパ圏から大挙して押し寄せるんじゃないかって気もするけど、なんとかなりますかな? なるよね、いや、するよね、なんとか。

折しも時代は超ユーロ安。引っ張られてかポンドも安い。旅のタイミングとしてこれ以上のもんはないだろう。そしてオレの手にはロンドン往復できるだけのマイルがある!(2年前からココに照準合わせてたからネ) オリンピック開催期間のANA直行便は空席待ちになってたけど、経由便ならまだ空席があるぞ。あれ、でも…、なんだこれ? 燃油台5万円!? 嘘だろ?と思ったら1年弱前からリビアの政情不安などで原油超高騰してたのか! ちょっと前は58000円のサーチャージだったの?(去年のGW旅行はちょうどサーチャージ高騰の狭間でここ1年くらいの底値だった、結果的に) 次の燃油台が決まるのは来月中。うーん、少しずつ下落傾向にあるみたいだけど劇的に安くなることはないか。一ヶ月待ってる間に空席なくなるリスクのほうが怖いなー。しかし海外旅行を計画するといろんな周辺状況を知ることになるな。原油価格の推移を検索したのは初めてだわ。

はっ! 男子100m決勝は8月5日…。今日は歴史が変わるかもしれない日の、ちょうど7ヶ月前なのか。もう運命は決まったな。とにかくオレは行くよ、夢の舞台、ロンドンへ! 日程は8月5日を軸にして5泊くらい想定。妄想が膨らんで仕方なし!


# by april_hoop | 2012-01-05 00:00 | 閑話 | Trackback | Comments(0)
2012年 01月 04日
初詣
写真が雄弁に語ってくれてますけど、「凶」引いちゃいましたよ。過去に引いたことあっただろうか。1回くらいはあるかもしれないけど、忘却の彼方ですわ。なんかね、今年あたり大吉引いちゃうんじゃないかっていう自信があったんですよ。その邪念がいけなかったっていうの? なんなんだよもう!
鶴岡八幡宮

毎年恒例、初詣は鎌倉の八幡さまへ。三箇日を外してもまだ十分に込んでいる鎌倉だったけど、境内は思ったより空いていて、参拝までの行列時間は15分程度。すんなり参拝を終え、いつもは左に抜けるところだけど位置取りの関係で右へ。ここですでに勝負はついていたのかもしれない。なんかいつもと勝手が違うなぁと違和感覚えつつ、ノーマルおみくじをスキップして去年同様の鳩みくじコーナーへ。ままよと右手で引く。大吉に違いないという期待を抱いて。丁寧におみくじを開けてみたら、まさかの結果に。。あんまりにショックで中に書いてあったことロクに読まなかったけど、転居は駄目で(しません)、縁談も難航しそうで(困ります)、事業は断固たる決意がないと上手くいかないだとか(休ませてよ)。あと病気も油断すると長引くとかなんとか(そうね、もうすでに風邪引いたしね)。さすが凶、いいこと書いてなかったぜ。

ま、それはそれとして、謙虚に誠実に暮らしていけっていう戒めですね。そういえば去年はけっこうツイていたような気もするからそれとチャラかしらね。

気を取り直して鎌倉散歩。ちらほらと新しいお店もできているようだった中で、去年見つけたGARAGE BLUE BELLさんでお茶。こちらは古民家を英国風ティーハウスにした素敵空間で、オーナーのおばあさまの庭付きのおうちを、アンティーク家具やカップ&ソーサーを揃えてアフタヌーンティーよろしく、午後のひとときを過ごしてほしいというコンセプト。庭にはたくさんの小鳥が集まってきていてそのさえずりと、ぽかぽかの日射しとでついぼんやり長居しちゃう系。紅茶はもちろん、手作りのスコーンとかケーキも美味しいのです。小町通りから1本離れただけで人通りは激減して実に落ち着くお店ですよ。

ランチは、行きたかったところが休みだったり満席だったりラストオーダー終わってたりで、結局向かったのはお惣菜カフェのTERRA DELI KAMAKURAさんへ。ここも去年できたばかりのお店で、もともと結婚式場のチャペルだった建物を全部リノベーションして、4軒の飲食店が入った中のひとつ。この日のランチメニューは親子丼orキーマカレーで前者をチョイス。黄身の濃い卵とたっぷり鶏肉で満足度高かったけど1200円は高いよなー。

あとは日が暮れるくらいまでウロウロして終了。おみやげはもちろん鳩サブレー。はー、鳩サブレーがあれば凶引いたことも忘れられる気がするよ。鳩みくじの借りは鳩サブレーで返す。正しい鎌倉初詣だったことでしょう。めげずにがんばるぞ、あと360日ちょっと。


# by april_hoop | 2012-01-04 00:00 | 閑話 | Trackback | Comments(0)
2012年 01月 03日
走ることについて語ること
年が明けてまだ3日だけど、もう走ることについて考えている。そりゃあね、テレビであんなもん見せられたら、考えずにやり過ごせというほうが無理な話だ。もちろん、ランナーにとって、ということではあるんだけれど。
箱根駅伝公式webサイト

箱根駅伝、東洋大学が圧巻の勝利でした。忙しい正月、それほど熱心に毎年見ているわけでもないし、今年もかいつまんでしか見ていないのに、そのわずかな間にも胸を打つドラマがあった。全部見ていたら、もしくは一部でも沿道で見ていたらどれほどの感動があるか、想像もつかない。そしてテレビの前や沿道での数分、数時間でしかなくてそうなのだから、この2日間のために1年間、いや場合によっては4年間、もしかしたらそれ以上の時間を費やしていたとしたら。もう途方もないほどの想いが、わずか1秒にも潜んでいるんだよなぁ。

追う者がなくても山の神は強かった。その後ろ、早稲田の1年生、山本君は抜かれても決して諦めず最後に抜き返す姿は、ポスト柏原を期待させるかのようだった。花の2区、区間賞を取ったのは青学の出岐君。オーバーペースに見えたけれど、最後まで走り切ったあの根性に鳥肌が立った。最初にゴールテープを切った東洋大斉藤君。守りに入ってもおかしくない状況での区間賞は賞賛に値すると思う。中央大の塩谷君は、どう見ても限界を超えていたのに、何度も何度も死力のスパートを繰り返す姿に、涙がこぼれそうになった。最後には転倒するんじゃないかと思ったのに最後までその走りは緩まなかった。9区、神奈川大鈴木君は中継所目前で転倒。繰り上げまで残り0秒でのタスキリレー。例えあれが公式記録でリレーが認められなかったとしても、その手から手へ確実にタスキが渡ったことは、全員が間違いなく認めていた。

ただただ、走っているだけのことなのに、こんなにも心を捉えて仕方ないのはなんででしょう。東農大の5区、津野君のツラさが理解できるとは言わないけれど、あの上り坂を走ることがどれほどキツイことかは僕も知っている。ランニングを始めて、マラソン大会に出るようになってからというもの、平常心でレースを見ることがなかなかできなくなったよね。走るのは孤独で、走るのはしんどくて、なんで走るのかはうまく説明がいかないけれど、それでも走りたくなるということだけは動かしようもない事実で。

余談。サッポロの箱根駅伝用に流していたCMは是枝さんが監督で、さまざまなランナーが走る映像に村上春樹が書いた原稿をナレーションでのせたもの。年末にそのニュースを知って楽しみにしてたところ、4篇が用意されてて、うち2篇は見ることができました。がしかしナレーターの仲間由紀恵さんの声がまるで聞き取れず、けっこう台無しな感じに。村上レトリックは文章だからいいけれど、朗読として聞くには少し難しかったように思ったわ。基本的には『走ることについて〜』に書かれていたものをリライトしたものだけに、未読でどれだけ意味を噛み砕けたかにもやや疑問。ナレーターは宮崎あおいちゃんあたりが上手かったんじゃないかなーとも思う。または素直に声優を起用した方がよかったかもね。動画で改めて見ても聞き取りづらいもの。
走ることについて語ること | サッポロビール


# by april_hoop | 2012-01-03 00:00 | 体育 | Trackback | Comments(0)


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